昨日、鳥せいのマスターから電話がありました。いつもの明るい声の感じではなかったので、“もしかして。。。”と感が働きましたが、その通りでした。
“亀さん、ダメだった。早めに知らせておいた方が良いと思ってね”
亀さん。。。親しくさせてもらっていたオーナーさんでしたが、マスターともまた親しい間柄の方になります。
さすがに、言葉などありません。あまりにもむなしく無感情になってしまいました。語り尽くせない思いだけが、思い出されました。
“あー、逝ってしまったのか。。。もう、一緒に飲むことも、話をすることも、仕事をするしことも出来ないんだなぁ”と思うと、急に寂しさが込み上げてきました。
闘病生活する直前まで、毎晩のように一緒に飲み歩いておりました。亀さんの貴重な時間を頂いていたんだなぁと思いました。
悲しさを通り越し、無感情になるということも初めてです。
少ししてから、“仮通夜、ベルコだよ。”と、再度マスターから電話がありました.マスターには明日から、ネパールに行くことを伝えていたので、気遣って知らせてくれたのだと思いました(マスターに感謝しております)。
すぐに行った方が良いと思い、着替えずに、香典だけ持ってベルコに向かいました。
親友の方が3人と、奥さんとお姉さんがおりました。
亀さん、顔に白い布を被って、正面で横になっておりました。奥さんが、布を取ってくれました。
“・・・”
僕たちが見舞いに行ったときは、モルヒネを点滴されていたので、痛みとの戦いだったのかなぁと思います。
最後に、頂いたメール、“ありがとう、社長とも、よろしくね”というメッセージでした。少々文面がつながっておりませんでしたが、きっとギリギリの中で送ってくれた最後のメールだったんだろうなぁと思います。
家族を守り、会社を守り、僕たちとの友情を大切にしてくれた亀さん。
楽しい思い出しか残らない亀さんに、ありがとうという気持ちで一杯です。
投稿者: admin
変わらぬもの
放浪者と思われるお客さんがお部屋探しに来店されました。
恐らく、長期間お風呂にも入っていないためか、体からひどい臭いが放たれておりました。
1m圏内は、近づくことが出来ません。
たまたま、私が対応しました。ちなみに、1m圏内での接客となりました。
“生活保護の申請をするために住所が必要なので、お部屋を借りに来ました。”とお客さん。
所持金はありません。でも、生活保護の申請には、どうしても帯広の住所が必要という内容です。
市役所に電話で確認したところ、その通りでした。
申請して2週間後に、保護になるかどうか結果が出るということもわかりました。
そこで、このお客さんのために、2週間後の生活保護の申請結果が出るまで、無料で部屋を貸すオーナーを探すことが仕事となりました。
生活保護の申請が出れば、そのまま住んで頂く。もし、生活保護の申請がでなれば、お金が払うことが出来ないためその時点で退去してもらう。そんな条件を受け入れてくれそうなオーナーいるだろうか?しかも保証人おりません。。
無理だろうなと思えば、私が躊躇してしまうので、多分わかってくれるオーナーもいるだろうなぁと思いながら、電話かけがはじまりました。
後からトラブルになってもいけないので、お客さんのことも正確に伝え、お願いの電話となりました。
2人目のオーナーに相談したとき、“まぁ、良いだろう”と快く受け入れて頂きました。意外に、あっけなかったのですが、良かった良かった。
お客さんに、“良かったですね。優しい大家さんおりましたよ”と私。
“ダメかと思っていたので、うれしいですね”とお客さん。
内心、今日から野宿じゃなくてよかったねと思いながら、契約書にサインをして頂き鍵を渡しました。
それにしても、この寒い帯広で浮浪しているとは、強者です。本人からは聞けませんでしたが、どこで寝泊まりしていたのでしょうか。
今度会社に来られたときに聞いてみたいと思います。
それにしても、お金もない、保証人もいない、職もない、3拍子揃っているお客さん。きっと色んなところに行って断れてきたんだろうなぁと思います。少々、立場の弱い方のお手伝いが出来てよかったなぁと思っております。
私ごとになりますが、12年前、東京で数日の短い期間でしたが、外で生活したことがあります。
何だか、人ごとのような感じがしなくて、がんばってしまいました。
ひとの役に立てたとき、本当に喜んでいるのは自分なのかもしれません。
これからも、弱い立場の人たちの帯広ドットコムでいたいなぁと思うのは、創業から変わらぬところでしょうか。。
チラシ配りとか、アパートの共用部分の定期清掃とか、こう言った人たちに何か仕事が作れるでしょうか?
年々際限なく増え続ける生活保護受給者、真剣に考えてみたいところです。
物件情報のスマホ対応
スマホでも、快適に検索できるようにしましたので、ご紹介です。
アドレスは、http://www.obihiroshi.com/mob/になります。
パソコンから見ると、大きさが合っていませんが、スマホから見るとしっくり来る大きさになります。
ちなみに、パソコンからは詳細画面が閲覧できないようになっております(プログラムの関係です)。
スマホユーザーの皆さん、お持ちのアイフォン、スマートフォンから覗いて頂ければと思います。
取り合えずのバージョン1です。使いながら、機能の追加して行く予定です。
この検索サイトは、札幌のスタッフに少々せかして作ってもらいました。繁忙期に間に合わせるために、夜遅くまでサイトの構築に頑張ってくれてありがとう。
ちなみに、ホームページの情報と同期(連動)しているので、ホームページもしくはスマホサイトのどちらを見られても、変わりはありません。
沢山の問合せが届きますように。
公園東町 ペット可物件
帯広市内のグリーンパーク横の賃貸物件のご紹介です。
本日より、募集開始です。現在、内装工事中で、2月24日より入居可能です。
犬の散歩にはもってつけのエリアになります。
4LDK、3LDK、2LDKの3タイプあります。
ちなみに3LDKはこんな感じの間取りです。
詳細はここから
新得のレストラン
新得のレストラン『ラ パッパータ』、地元の歯医者さんと帯広市内の歯医者さんのお誘いで、食べに行ってきました。
新得町、遠いです。
しかし、料理は抜群に美味しかったです。
美味しいフレンチ料理、ワインが合います。
今日は、車で来たのでアルコールは避けようと思っていたのですが、すすめるがままに飲んでしまいました。
調子にのってしましました。
車を新得において、帯広の歯医者さんの車で帰ってきました。
ログハウスのレストラン、雰囲気も良く、また利用したいなぁと思っております。
新得方面に行かれたときは、是非お立ち寄りされては如何でしょうか。
美味しさと雰囲気のよさに、写真取らずに帰ってきました。。ゴメンナサイ。。
バレンタイン
今日、お昼に機械メーカーのK社長さんから電話がありました。
“いけちゃん、会社にいるのかい?”
久しぶりのK社長からの電話です。
沢山、不動産を所有されているので、不動産を通じて縁を持った方になります。
“お昼行こうか”ということで、K社長がよく行かれる北海道ホテルでのランチとなりました。
私は、パスタランチ。K社長は、海鮮フライのランチとなりました。
ちなみに私は初めてです。
さすがホテルのランチ。おしゃれです。
年配の方との食事。それも2人の食事。程よい緊張感があります。
どんな話をするのかというと、ほとんどが不動産の話です。最近の売り物件の情報が話のメインになります。
私からは、社長がほしがっている不動産について聞くことができれば、またK社長からは、私を通じて市場に出ていない不動産情報を知ることができればと、ご飯を食べながら、お互いの頭の中は、仕事モードでしょうか。
“通り付きの良いところに大きなの土地が有れば、持ってきてほしい”。“住宅地の売り物は、買い取るので持ってきてほしい”。そんなことを聞きながら、私も、これから出る一等地の120坪の土地情報を伝えようと思ったときに、K社長の知り合いの方が、奥さんとランチに横の席に座られました。
私の知らない方でした。
“社長、あの方はどなたですか”と私。
“建築会社のS社長だよ”とK社長。
“こんなことがあるのか”。。。と私。まるで、マンガのような展開です。
そう、突然出会ってしまったS社長、昨日ブログで紹介した土地を買おうとしている会社の社長さんでした。代理の方が中に立って話を進めていたので、私は直接あったことはありませんでした。
白髪のS社長。よりによって、このタイミングでこの場所で会うとは不思議な縁です。自分でも面白い展開に思わずひとり笑いです。
そう、昨日の土地の件、夕方、地主さんから電話がありました。
みなさん、どうだったと思いますか?
“家族と話し合い、快く売ることにしました”というご返事でした。
ひとまずよかった。
ほっ。。。
それにしても、白髪のS社長。
何か持っています。
失礼しました。すでに沢山借家を持っておりました。
2月14日、バレンタインデェ。
心に残る一日となりました。
まとまりますように。。
今日は、交渉ごとの多い一日でした。
“260坪の土地を1坪当たり9.5万円で売ってほしい”。
昨年、地主さんとの交渉していた話です。この条件で話がまとまっていたので、買い主さんにも条件提示しておりました。
今月末に決済ということで、再度地主さんのところに行っておりました。
実は、隣地の155坪も抱き合わせで415坪の土地を売却する案件でした。土地の形を良くするために、近隣の土地と一部交換するという仕事もくっついていたため、時間がかかっておりました。
土地の交換、その後の測量も終わる日程が見えてきたので、最終確認に行ってきました。。
少しお話した後、地主さんから“やっぱり坪10万円にならないものか”と依頼がありました。
“気持ちはわかるのですが、現実には難しいと思います”と私。
少々時間が空いていたので、多少のことは覚悟しておりました。今回は、買い主さんの買う金額は、昨年上限まで上げてもらっているので、これ以上動かすことが出来ない状況です。条件が合わなければ、今回はなかった話になります。
自分のところでも測量や土地の交換についての登記費用などは、まとまることを前提に持ち出しでやっている部分もあったので、何とまとめたいなぁという願望はありますが、無理してお願いしたり、説得しても、経験則上まとまる話にはならないので、“今晩、ご家族の皆さんと話し合ってもらい、明日ご返事ください”と言うことで帰ってきました。
もし、まとまらなくても、地主さんとは、これからも長くお付き合いしたいということもあるので、私も無理はしません。
明日、どのような返事が返ってくるか、楽しみにして待ちたいと思います。
よく習慣2
何か良からぬことが起こったとき、良い方に考える習慣を意識的に付けるようにしています。
どうせ同じ時間を過ごすのであれば、結果が変わらぬのであれば、楽しく時間を過ごしたいなぁと思うからでしょうか。
正常な判断は、前向きな気持ちの時の方ができるもんです。
仕事の中での自分の判断、自分だけではなく、スタッフやその家族、取引先にも少なからず影響を与えることになります。
今日、
よき習慣
今朝は、朝というか夜というか3時半から仕事スタートでした。
どうしても本日やらなければならない仕事があったので、少々早く出ておりました。
世の中には、当直夜勤で夜通しお仕事をされている方もいるので、その方々から見ると、ちょっと朝早く出てくるぐらいは自慢にもならないのですが。。。ちょっと頑張っているということPRしたいという幼稚な自分もいたりして、そういうところがまだまだ未熟かなぁと思います。
仕事との仕方でいうと、以前は誰よりも遅くまで残って仕事をしておりましたが、非常に非効率だとここ1年ほど前に気がつきました。遅すぎますが、なかなか悪習というものは、頭でわかっていても、それを正そうとするのは、時間がかかるもんです。そんな、こんなで、いっそのこと、早く帰って早く寝て早く起きて仕事に当たった方が非常に良いと言うことを覚え、そうしております。
今は、いつもやりかけの仕事を中途半端で残しても、机の上が少々乱れていても(いつも汚いのですが)、スタッフよりは早く帰って、早く仕事のスタートしようと思っております。まぁまぁ、1年続きましたので、習慣付けは出来てきたという感じでしょうか。
まだまだ中身が伴っておりませんが、仕事の中身も一流をめざしていきたいなぁ。そして、会社も一流にしてみたいと思うところは、きっと、みなさんも同じでしょうか。
話は、変わりますが、頑張れ、キムタック。現在24話中です。
税金のはなし
個人事業のみなさん、確定申告の時期が迫って参りました。
不動産を売却された方もいるのではないでしょうか。参考程度に、不動産売却で利益が出た場合の税金について、少々吠えてみたいと思います。
すみません。大したことではありませんので、読み流す程度の内容です。。。
さてさて、個人的に不動産を売却したときに課せられる税金。不思議だなぁと思うことがあります。
同じ物件を売って、同じ利益を上げたとしても、払う税金が違ってくると言うことなんですが、現実にあることです。
その際に、考慮しなければならないのは、以下の3つです。
1つめに
●個人が売却したのか、それとも法人が売却したのか
2つめに
●個人が売却した場合、その不動産が取得してから5年経って、売ったものかどうか?
3つめに
●法人の場合、会社の利益が800万円以上なのかどうなのか?
まとめると下記の通りの税率になります。
個人の売却 | 法人の売却 | |
5年未満の売却 | 39% | - |
5年以上の売却 | 20% | - |
経常利益800万円未満 | - | 18% |
経常利益800万円以上 | - | 30% |
上の表を見る限りでは、法人の方が恵まれているなぁと感じるのは私だけでしょう。
そう、法人の場合、持った年数は関係ありません。その会社が、本業と不動産の売却で儲けた分も合わせて、トータル的に800万円の利益を出しているのかどうかということが、税率の要因になります。たとえば、本業で1,000万円の赤字の会社が、不動産の売却で1,000万円の利益を出して売ったとしても、本業と不動産売却の利益を合わせと、利益がゼロ円になるので、ゼロ円×18%=ゼロ円ということになり、支払う税金はありません。
しかし、個人の場合は、他の所得や借金などに関係なく、分離課税方式で、不動産の利益が課税され、請求されます。その不動産が5年間所有してから売ったのかどうかということだけが税率が決まる要因になります。
買って、すぐ売るなんていう場合、39%の税金がかかります。この場合仮に、1,000万円の利益が出た場合、390万円も税金で持って行かれます。法人のと違って、借金まみれになっていても、沢山お金を持っている人であっても、390万円は日本国に払わなければならないことになっています。
不動産の売却で税金を払わなくて済むようケースは、利益の出ていない法人が不動産を売る場合になります。
会社で所有している物件を売るのは、税金のことだけ考えれば、利益の出ている年に売るのではなく、利益の出ていないときに売るのがベターなのかもしれません。しかし現実には、物件自体が高く買ってくれる人がいるとか、どうして事業資金が必要だなどといったこともある場合もあるので、その様なときが売るタイミングになるのでしょうか。
不動産を短期所有で売却するときに、税金が沢山掛かってしまうのは、個人が売る場合であって、法人が売る場合は、短期だろうが長期だろうが関係ないと言うことを案外知らなかったりするので、書き留めておきます。。。
ちなみに、私もつい最近まで間違って理解しておりました。ははは。。。