帯広の観光データ

今日から12月スタートです。

『もういくつ寝るとお正月♪♪♪』。そう、31日寝るとお正月になります笑。

先日、帯広市役所で宿泊税に関する集まりがありました。近い将来、観光客1人につき1泊200円の宿泊税を徴収することを北海道で検討されております。

それはそれとして議論されていくんだろうと思いますので、私の意見はないのですが、その集まりの中で頂いた資料に面白い観光のデータが出たので、共有しときます。ニセコエリアは最たる事例ですが、観光データって、その土地の不動産価値にも、多大に影響するので、私も興味深くその数字を色々な視点で眺めてみました。

まず下のグラフ。宿泊客延数(帯広に宿泊した方の合計数)、昨年、帯広市宿泊した人が合計ですが、108万人となっています。コロナで4割くらい落ち込みましたが、昨年、ほぼコロナ前の数字近くまで戻っております。今年(H6年)のデータは迄出ておりませんが、もう戻っているのではないかと思われます。

年間で108万人が泊まったということなので、365日で割り返すと、1日2,958人(約3,000人)。毎日、そんな多くの人たちが帯広に宿泊されているんですね。。余談ですが、1人1泊200円徴収したら、年間でいくらの宿泊税になるかというと。。。200円×108万人=21,600万円(2億1,600万円)。。結構な金額が帯広市に入るわけですね。。。行政側は、これを原資に観光整備がなされるということなんでしょうね。

仮に、半分をシングル、残り半分をダブルの部屋に宿泊したとすると、1日1,972室のホテルの部屋数が利用されていることになります。

帯広の駅前のルートインが180室の部屋数なので、このクラスのホテルが11棟、毎日満室で稼働したという数字のイメージです。

次の表は、北海道の都市別観光客数と、上宿泊延数の各都市の比較が出ております。帯広って、他の北海道の年に比べて、宿泊者がどうなのということが読み取れます。

札幌が群を抜いているのはわかります。帯広の108万にくらべ、札幌1,528万人で15倍くらいの数字です。そんなもんか。。。

で、2番目が函館393万人。確かに観光客多いし、夜景という観光資源があるので、そうりゃ、観光客の皆さん見にいきよなぁ。。当然、函館に宿泊していくようなぁ。。

3番目が釧路市126万人。意外に多い。阿寒湖も含まれるのでそうなるのか。。。

4番目が小樽113万人。

で、次が帯広の108万人。旭川より多いのは意外でしたが。。。

地域の活性化などを考えるときに、これらの観光客をどうやって増やしていくんだということで、論議するんだろうと思います。新しい事業をしたり、イベントをしたり、名所をつくったり、企画立案するんでしょうね。

帯広市内も明日?だったかなぁ。。新しいホテルがオープンします。

『HOTEL ARM』。地元資本のホテルです。私個人的には、帯広に家があるので、利用するチャンスは少ないかと思いますが、街中にきれいな新しい建物が出来ることは、喜ばしいことです。

沢山の観光客がここに宿泊され、きれいなホテルでステキな帯広の思い出を持ち帰って頂きますように、お祈りいたしております。

そうそう、清信社長、ホテルのオープンおめでとうございました。