約束手形という緊張感

今年7月に、買取った約1,000坪の土地(少々大げさに書いてしました)。諸事情があり、水面下で販売しておりました。今日、最後残っておりました一区画が決まり、販売終了となりました。
約束手形を使っての買取でした。少々大きな金額の手形です。年末12月31日までの支払い約束を条件に地元の金融機関から融資してして頂き、買い取りました。
万一、年末にその金額を支払いできない場合(売れ残った場合)、不渡りということになります。
社員とその家族のことを考えると、リスクの大きいことはできません。。。そうは言っても、ビジネスにリスクは少なからずあります。完売したときの売却益やその土地の魅力なども考慮しながら、最終的に買取を決行した案件でした。多分、売り切ることができるだろう。。
そんな思いで買い取ってから5ヶ月が経過しておりました。最後の一番大きな一区画が残っている状態でした。
売り切るまでは、重圧感あるもんです。
本日、決着がついて、その重圧感から解放されました。
ほっ。。
気が楽になりました。最後のひと区画なので、最悪の場合、破格で処分するか、会社の積立ての定期預金を崩すか、どちらかで対処しようと思っておりましたが、ひとまずそうならずにうまくいきました。
正直なところ、買い取る前に、コンビニさんが先行して買いたいという話があって、残りの土地もほぼ買って頂ける方に、仮申し込みを頂いておりました。それでも銀行の融資が通らないとか、気が変わったとか、ハプニングも起こる可能性もあったので、ほっとしております。
約束手形という品物。時限爆弾のような責任というプレッシャーを兼ね備えた品物でしょうか。
どういうものか、実感としてわかりました。
再度、その様な話があったときは、緊張感のある手形ではなく、信用で資金調達出来る会社を目指していきたいところでしょうか。
少々、思い切ったことも必要かなぁと思いつつ、ビジネスがギャンブルにならないように注意しながら、前に進みます。

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