関西にある有名な学習塾。
毎年、灘高校や開成高校など、名だたる進学高校に合格者を異常に多く送り出している学習塾(だから何のかという論議もあろうかと思いますが、ともあれそのような学習塾)。そこの講師だった方の講演がありました。
1時間の講演でしたが、いくつか勉強になったことがあったので、書き留めておきます。
何かそれぞれの生活の中で、参考になればと思います。
そこは、学習塾なので、学力向上を目的に運営しているのですが、一番の違いは子供達に、勉強をさせるのではなく、勉強をする意味や目的を理解してもらうことを第一にしていることでした。
継続してものごとをするためには、目的が明確なことは必要不可欠であるっていうことをお話されておりました。
目的が明確でなければ、目的を見失うと、どうなるのかというのも、面白い例え話でお話されておりました。
結構、的を得ています。
受け売りみたいな感じですが、こんな話です。
結婚間近の恋人同士。
彼女の誕生日に、予約するのが非常に難しい有名シェフのクルージングディナーのペアチケット。彼女に喜んでもらうために彼がやっとの思いで取っていました。
誕生日当日、約束時間になっても彼女は現れません。
そう、残業で約束時間に間に合いませんでした。
彼女が着いたときには、もう出航しておりました。
彼は、彼女にこう言ったそうです。
“せっかく苦労してとったチケット、無駄になったじゃないか”
そう言って、遅れて来た彼女を責めたそうです。
結局、この一件で2人は、破局を迎えたという内容です。
考察があります。
何故、そのチケットを彼は買ったのか?
彼女が遅れてきたとき、その目的をきちんと理解して、次の行動に出たのか
考えてみるのもいいものでしょうか。
私も、スタッフも何故働くのか?その目的を明確にしなけらばならないことと、その目的が業務で起きるすべてのことに対して、きちんと判断基準になっている会社にしようと思いました。目的の共有大切なことでしょうか。
ちなみに木下晴弘さんという講師の方でした。
機会があれば一度ググってみて下さい。。
何か気づきがあるかもしれません。