昨日、無精ヒゲで髪の毛は後ろで縛っている少々怪しげなお客さん、杖をついてご来店されました。年は50歳前後でしょうか。
とりあえず私が対応しました。
まず、ご来店カードに名前等を書いてもらっているのですが、この怪しげな方の名前〝●原 淳〟を見て反応してしましました。
〝もしかして、もしかすると私が小さい時に遊んでもらった近所の●原 淳さん?〟と思いながら、お客さんをガン見してしましました。
よく見ると、昔の面影が残っておりました。間違えないと確信した時、〝僕のこと誰かわかりますか?〟と私。
僕が小学校の時、中学生だった淳さん。本当によく遊んでもらいました。音更川に川遊びしたのも、淳さんの新聞配達の手伝いしたのも、懐かしい思い出でしょうか。親同士が仲が良かったこともあって、何度か泊まりに行ったことあったでしょうか。尽きない思い出に、何とも懐かしいさを感じる一瞬でした。
〝誰だろうか?〟という淳さん。〝小さいとき良く遊んでもらった池原です〟と私。〝あっ、ノブか。。〟と淳さん。
ノブという呼び方も当時のままです。そう、32年ぶりです。
あまりにも変わり果てた淳さんの容姿をみて、驚きの方が強かったのですが、18の時にバイク事故で頭蓋骨陥没し、脳に障害が出て、障害者として今日に至っているという話を聞きました。
〝・・・・・〟。杖をつく姿になんとも切ない気持ちになりました。
間違えなくお世話になった人です。
こんな再開の仕方もあるんだなぁと思いながら、日の当たらない部屋からの住替えで部屋探しが目的で、ご来店されました。小さい頃お世話になった恩返しを社業を通じてしたいなぁという気持ちでおります。
実は、数日前にも、小学校の時の同級生〝●皿秀樹〟が、来店され、これまた31年ぶりの再会となりました。
こういうことは続くもんでしょうか。。
明日は誰か来るだろうかと変に期待しながら仕事しております。