先日、好意にしている弁護士の先生から、『裁判の証人に立ってもらえないか』と電話がありました。
話を聞くと、3年前に斡旋した賃貸物件の退去をめぐって、補修費の金額で訴訟になっているとのことでした。
ペットを飼っていた部屋で、大家さんから退去時の補修費を14万円請求されたが、入居者が納得できずに、裁判になったという内容です。預けている敷金を相殺すると、4万円くらいの手出しになるということです。
これくらいの金額で裁判?。。というのが正直、感じたことです。でも、大切なお金が絡むお話。そういう選択肢もあるんだなぁ。。法治国家だからありか。。
さて、証人?という依頼に、常日頃からお世話になっている弁護士さんからの依頼。『いいですよ』と私。裁判の当日、私の質問と裁判官からの質問に答えて下さいということでした。
裁判、始めてです。
今日、1時30分から、裁判がありました。
帯広裁判所の法廷室。始めて入りました。
ドラマで見たセットと同じです。
正面に裁判所官、書記官、司法委員。みんな黒服です。はっきり言って不気味です。静まりかえった室内。
『ブッ』
なんてことをしたら、どうだろうか。。とくだらないことを考えてしまう私は、変なやつです。
会場ですが、両サイドに、被告と原告。この間にマイクの置いてある発言席。
私ともう1人の証人は、後ろの傍聴席です。
私たちの他に傍聴席に座っているひとはいません。
まず、私の証人質問から、始まりました。
裁判官から名前が呼ばれ、発言席へ。。
重々しい雰囲気に、少々緊張しました。
事前に捺印した宣誓文を読み上げ、質問がはじまりました。
つづく