マルセイバターサンド。
地元帯広のお菓子メーカー『六花亭』さんの看板商品の商品名です。
この包装紙のデザイン、真ん中に◯(マル)の中にある成の字のマークが入っています。北海道の開拓者、依田勉三が興した晩成社(依田牧場)が、北海道で初めて商品化したバターの商品ラベルです。マルセイバターと言っていたのにちなんで、そいつを再デザインしてマルセイバターサンドっている商品名で売っているお菓子です(ちなみに、ネットに書いてあった受け売りです。多分正しいかと思います)。
さて、今日、面白いお客さんがご来店されました。
大樹町で養豚牧場を経営されている方になります。帯広での営業拠点と、ご自宅を探しにご来店でした。
まずは名刺交換。頂いた名刺の会社名、『晩成社』。
“この方(女性社長さんですが)、結構しゃれた名前をつけるなぁ”って思いました。“うけ狙いかなぁ。。依田勉三さんにしかられちゃうぞ”と内心思いながら、“しゃれた社名ですね”と私。
“依田勉三、私のおじいちゃんなんです”と彼女。冗談じゃないことを知り、少々驚きました。失礼しました。。ッて感じでしょうか。
北海道に開拓に入ったおじいさんは、あまりにも事業を先取りして展開されたらしく、資金に行き詰まって、最後は大変な状況で世をさったということを聞きました。いずれにせよ、後世に名を残したのは事実でしょうか。開拓の偉業、未知なる挑戦への連続だったのでは。。。
再度、お孫さんが晩成社と言う社名で、また、この十勝で新たな挑戦が始まります。
勉三じいさんが成し得なかった事業拡大を期待しております。
ちなみに弟さんが、運営している牧場のリンク張っておきます。ここから
ほとんどがレストランや飲食店に卸しているそうですが、最近帯広市内でも小売開始したそうです。テキサスで売っています。
放牧された豚を一度食べてみてはどうでしょうか。私も食べてみようと思っております。
ちなみに十勝のいもを食べさせて飼育しているのが特徴だそうです。