年度末の移動も終わり、サボっていたブログも更新です。
昨日、山形からのお客様の対応しておりました。こちらに来てからお仕事を探す予定の方で、現在無職です。
帯広には、彼女がいるだけで身内もいないという方になります。
気に入った物件はありましたが、いざ契約となると、保証人がいないということになり、“さぁ、どうしようか”という話になりました。昨日から車中泊という状況です。彼女も無職で、彼女の親も保証人にはなれないということでした。免許もなければ身分証明書もないってことなので、賃貸物件に入居する事に関して事態は深刻です。
こういう場合、①当社からの入居をあきらめてもらう②当社がリスク覚悟で入居促進する③事態がよくなるまで待つ。なんていう選択肢になるのでしょうか。
“現実的に、無理かなぁ”と思いながら、対応しておりました。①を覚悟したときに、一人のお客様がご来店されました。先日お部屋を申し込みされた中年の料理人の方になります。開口一番、“池原さん、今月飲食店を開業するんだけど4名ほどスタッフいないかなぁ”。。。
“うぅ~ん。。。。誰かいたかなぁ”と私。そのとき、歴史が動いたというか、カウンターにいた山形からのお客さんが動きました。
私も間髪入れずに“この方どうですか?”一言。
結果、採用となり、山形からのお客様、無職ではなくなりました。何日間は、この方の借りた部屋に居候することになりました。
想定外の展開となりました。
一瞬の出会いでしたが、どちらにとっても良き出会いになることを願っております。開業するお店も繁盛しますように。。そして、落ち着いたら、またお部屋探しに来てください。