レストランオランジュ。各種ワインを取り揃えているフレンチのお店です。渡辺シェフ。。シェフとは同じ年、しかも血液型も一緒、お互いの開業したタイミングが重なっていたということ、お互いに身体に不自由を持っていってことなど、あまりにも共通項が多く、兄弟のような関係でお付き合いしておりました。
当時、遅くまで会社におりましたので、夜10時から11時に、よくシェフが帰り道に遅くに事務所に寄ってくれて、差し入れをしてくれたのを覚えております。
最近は、シェフも多方面で活躍され、事業も大きくされていたのと、私も当時よりは少しばかり帯広から出ることが多くなり、年に数回会うくらいでした。
それでもお店に行くと、いつも厨房から出てきてくれて、”池ちゃん、最近調子いいかい”これがシェフの口癖でした。
創業からの付き合いということもあり、創業期の厳しさも一緒に経験しているので、まぁ忙しくて会う時間がないくらいの方が、お互いにいいことだなぁと共通の認識でした。
いつでも会えるから、そのうちにゆっくりワインでも飲みにと思っておりました。。
今日、たまたまフェイスブックを見ていたら、渡辺シェフの葬儀にいってきたという記事が目に入りました。
おいおいい、うそだろ。。。。
まじめにかい。。。
地元の新聞のお悔やみ欄確かめてみました。
あ、、、出てる。
亡くなったんだなぁ。
。。。。
50歳。。早かったな。。
力が抜けるというか、友人がこの世から去っていくということが、こんなに寂しいことかということを今更ながら、感じております。
いつでも会えると思っていました。
今日、葬儀は終わってしまっていたので、出張から戻ってから、改めてシェフのご自宅にお別れに行って参りたく、思っております。
こんな形で、自慢の友人を登場させるのは、無念ではありますが、以下、シェフの経歴、功績をHPからの抜粋ですが、書き留めておきます。
いい人だったなぁ。。ポロリ。。。
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渡辺 雄二
21歳の時に宮内庁御用達の(株)喜山に入社、故関塚康男氏(※)に師事。フランス料理の世界に入る。
その後、長野県伊那市にあるル・ムートン・ブランの中上 秀浩シェフのもとさらに修行。
東京に帰り数ある店のシェフを歴任し、北海道幕別オーベルジュコムニのシェフとなる。
2005年には、その活躍が婦人画報のオーベルジュ特集に選抜され掲載される。
2007年5月帯広にて独立開業、レストラン・エ・カフェ オランジュを開店する。
その後現在に至るまで、地域への食育アドバイス、コンサルタントとしての商品やレシピの開発など地域の行政や企業を「食の専門家」として支援。その活躍はレストラン運営だけにとどまらない。
【経歴】
2005年
レストラン・エ・カフェ オランジュのオーナーシェフとして独立
2011年
全日本司厨士協会帯広支部技術部長就任
※ 関塚康男氏(1928ー2017年)
日本のフランス料理の発展に深く貢献したシェフ。八重洲会会長(日本最古の西洋料理協会)、 (財)日本食生活文化財団理事、(社)全日本司厨士協会東京地方本部及び (社)東京都司厨士協会名誉会長などの要職を歴任、晩年紺綬褒章叙勲。
【活動概要】
●食関係プロジェクトへのコンサルティング
地元の食材や資源を生かした商品開発へのアドバイスや、実際の商品レシピの開発。
レストランの運営指導や食のイベント企画を含む。
2008年
コンサルティング(新得町)
2009年
イベントの企画と運営(池田町、はるこまベーカリー)
コンサルティング(株式会社 丸勝<十勝ヒルズ内レストラン>)
2010年
アドバイザー(十勝支庁「とかちビーンズサミット」)
コンサルティング(経済産業省北海道経済産業局「北海道農商工連携にかかる事業」)
2011年
アドバイザー(音更町特産品開発協議会『音更スープの開発とレシピ』)
商品開発アドバイザー(音更町なたね油推進協議会)
商品開発アドバイザー(音更町農業協同組合)
アドバイザー(NHK出演:音更町リーキ栽培と生産者の交流について)
2015年
アドバイザー(十勝財団主催 食産業支援事業 池田町「ワインビネガー」)
2017年
業務委託 (JA士幌町:同Aコープアスポ内の「旬菜酒房 和」オープン)
●出張料理サービス
食材の調達から、当日のサービスや飲み物の手配までバンケットサービス全般を提供。
フランス料理だけに留まらず、イベントや人数、予算に合わせてメニューを提案する。
2009年
結婚披露宴(幕別町:コース料理、及びサービス全般)280人分
パーティー(東京霞が関:バンケット料理)80人分
2010年
「とかちビーンズサミット」(帯広:バンケット料理)150人分
「地域マッチングフォーラム」(浦幌:バンケット料理)50人分
結婚披露宴(鹿追町:コース料理、及びサービス全般)80人分
2014年
札幌市民生協主催「畑でレストラン」(幕別:コース料理)30人分
2018年
帯広市主催「十勝ドリームマップ会議2018交流会」(帯広:バンケット料理)200人分
●出版される本へのレシピ提供(開発)
様々なテーマで出版されるコンテンツ内の素材を使ったレシピを開発し、提供。撮影時の料理も担当する。
2012年12月発売
白澤卓二(順天堂大学教授)著書「100歳までガンにならない食べ方 ボケない食べ方」ビジュアル版
2013年2月発売
白澤卓二(順天堂大学教授)著書「糖質オフ」で脳が20歳若返る
●講師
地域の行政や団体が企画する食にまつわるイベントでの講師としてテーマや時間に合わせた講座内容での講演する。実技を伴った料理教室のカリキュラムも提供。小学生向けの食育講師としても依頼が多い。
2011年
十勝財団主催:「第37回ヒューマンネット十勝~シェフの食材選び・需要者の視点から」
帯広主催:「十勝ベーカリーキャンプ2011」
帯広商工会議所工業委員会主催:「料理で輝く十勝の食材」
2012年
ほくでん主催:北海道生産性本部十勝支部セミナー「シェフが語る食の現場から」
2013年
帯広商工会議所観光:部会 他
2014年
音更町、鹿追町、帯広市:学校や食イベント多数
2015年
帯広大谷短期大学 非常勤講師
2018年
JA中央会主催 JA女性部長研修 講師