”北見の一等地に、帯広の三楽ラーメンを誘致したい”
先日、東京の出張の際に、北見から来ていた同業の社長さんから、そんなお言葉を頂きました。
”何で三楽ラーメン?”と思いましたが、すかさずその社長、”先日、ライオンズの大会で帯広に行ったとき、締めに食べたラーメンに衝撃を受けたねぇ。三楽ラーメン、池原君、誰やっているか知っているかい?”
”社長、知っております。帰ったら、一緒に北見に行かせていただきます”
そんな流れがあって、藤本社長と当社の田中と3人で北見に出張しておりました。
知る人ぞ知る?ラーメン屋の社長さん。。藤本 剛。
私の取引先の大家さんでもあり、ゴルフ友達でもあり、月に数回は一緒に飲みに出る仲間でもあります。
帯広から車で2時間。北見市。私の第2の故郷です。延べ11年間。。。住んでおりました。。土地勘あります。夜のネオン街もよく知っています。。
紹介された空き店舗の場所、申し分ありませんでした。でも、誰が三楽ラーメンをここでやるんだという話になりました。。
多忙な藤本社長がここに来てラーメン店を経営するというのは、少々難しい現実もあり、どうしようか。。。と藤本社長と入ったスナックでお話ししておりました。
入ったスナックは、60歳くらい?のママが一人いる昭和チックなお店でした。
何気にそのママに、”ママ、今日、僕たち帯広から、居ぬきのラーメンの店舗を見にきたんです。。誰かラーメン店をやりたいという方いないですか?”と私。
それまでは眠そうなママの瞳が、”ラーメン”という言葉に、一瞬、輝きを放ちました。そのママ、語り出しました。
”私、スナック3年目なんですが、来月、この店舗の更新があるんです。どうしようか迷っていまして。。”
”そうなんですか”私。続きの話に耳を傾けておりました。
”私、このスナックをやる前、だるま軒というラーメン店をやっていたんです。。あなた方の話、とても興味があります。。”
突然の展開に、これって、なんかのやらせなのかなぁと思うくらいできすぎた話に私も笑ってしまいました。
”まじっすか。嘘でしょ”って。はははは。。。
結局、近々、帯広の三楽ラーメンに食べに来ることになりました。
どうなっていくのか。小説の次のページをめくる様な気持ちで、次の展開を楽しみに見届けたいと思っております。
この話のゴールは、三楽ラーメン北見店の開店ということになるのでしょうか。
また、この続きは、ブログで報告したいと思っております。
――――つづく――――