純資産価格方式。
聞きなれない用語です。(会計のお仕事に携わっている方であらば知っているんだろうと思いますが。。)
この方式で、会社の株価を計算するとこができます。
会社の決算書のバランスシートと呼ばれる帳票で、プラスの資産(会社にある現金、預金、定期、自社の株)を純資産と呼んでおりますが、そいつに評価額差(購入時の価格(簿価)と現在の価格(時価)の差額)の税金分を引いたものを足したものを、その会社の株価数で割ると1株当たりの株価が出るという理屈になります。
評価額差とは、買ったときよりも今の方が価値が上がっている場合、その差益を評価益と呼んでいます。不動産なんてそういうケースが出てくることが多いようです。昔、会社で10万円で買った土地を所有していて、今、売ると100万円で売れるとすれば、評価額差は100万円-10万円=90万円ということになります(正確には今の価値は、国が定めた税金を課税するときに決めている評価額ということになりますが。、、細かいの読み飛ばしてください。。)。税金が37%かかるので、90万円から税金分の37%引いて残ったものが評価益ということになります。この場合は、90万円-33万円=57万円が含み益ということになります。
仮に会社にプラスの資産が100万円、含み益が57万円、株数が100株の会社の場合、1株の価格は、157万円/100株=1.57万円ということになります。
こんな感じで株価が出るんだんぁと初めて知りました。。
この方式で、今回、事業継承する会社を同様な形で計算すると1株当たり2万円。発行株数1,000株。
よって、評価額は、2万円×1,000株=2,000万円
ということがわかりました。
こんなことを計算しながら、果たして、自分の会社の株価っていくらになっているんだろうか。。。と思い、同様に決算書のバランシートのプラスの資産の数字をつかみ、含み益の税金引いた分を発行株数で割って出してみました。。
安っ。。。お恥ずかしくて、価格は書きませんが、そんなことをしながら、会社の価値を上げていくこと、すなわち自分の株を上げることは、私の大切な役目なんでしょうね。。