5年ぶり。。

オホーツク沿岸に女満別という街があります。今は、町村合併で大空町になりましたが、先日その女満別町に行っておりました。
途中、美幌町という街を通りますが、以前の会社でお付き合いのあったここに住む大家さんのことを思い出して、寄り道してみました。よく、将棋の相手をさせられた思い出と、事業もされていた方なので色々人生談を聞かせてもらった方でもあります。
私が行った時には、ちょうど自宅の庭いじりをしていました。。『どうも、ご無沙汰しておりました』と私。そう、会社を辞めて帯広に戻ってから、一度も顔を出していなかったので、もう5年ぶりになります。『がんばれよ』って、餞別を頂いた以来です。一瞬の間が。。。『誰だかわかりますか?』。『。。。』、80歳を超えるので、もう忘れちゃったかと思いながら、『わかるよ。元気だったか?』って大家さん。覚えていてくれたかぁ。。『まぁ、上がって行けよ』ってことで、それぞれ5年間の近況報告みたいになりました。良くしてくれた大家さんです。
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残念ながら、2年程前に、奥さんが他界されたとのことで、大きな家に1人暮らしになっておりました。『妻より長生きするのは、寂しいもんだ』とこぼされておりましたが、わかるような気がします。『池原君、家内がなくなった日から27日目たった日の夜中、枕元に家内が出てきて、私の頬に顔を寄せて行ったんだよ』。1年間、奥さんが寝たきりになってから毎日看病されていたとのことで、感謝の心を伝えたかったんでしょうか。その奥さんとの戦時中にラブレター。80歳を過ぎても大切に持っておられるのには驚きました。手紙や時計や、先代から引き継いで所有しているものがあって、色々見せてもらいました。明治41年の手紙も見せてもらいましたが、手紙よりもそこに貼ったあった切手。結構、価値があるものじゃいかなぁって素人目にも感じました。珍しいそうだったので、写真とらせたもらいました。アップしておきます。
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