- 2日目、朝7時過ぎ。今日で終わらせたいなぁなどと思いながら、昨日よりも朝早くホテルを出ました。
同行しているスタッフが開口一番”社長、食中毒になりませんでしたか?”
そう、スタッフが昨夜食中毒で大変な思いで夜を明かしたという話を聞き、まだ本調子でないと申し出がりました。
私も昨夜多少の腹痛がありましたが、朝には治っておりました。
そんなにきつそうな感じでなかったので”とりあえず松前に向おう。。途中でドラッグストア開店する時間に薬を買おうか”と返事をして、2日目スタートとなりました。
食中毒の話ですが、2人とも原因かわかっておりました。
昨日の昼食。
多分、そうだろうなぁと確信しております。。
昨日の昼食、壁に貼ってあるメニューに”魚定食”とあるんですが、そいつを2人とも注文しました。
魚はホッケかサメのフライ、いずれかでしたが、私はホッケ、彼はサメを頼みました。
老婆1人でやっている食堂でした。とても親切な方でしたが、出てきたフライに問題がありました。
ホッケのフライ。口に入れてみて、思わずその臭さに喉を通すことができない品物でした。スタッフに”これ食べれるか?”と私。
なんと、彼は口に入れよく噛んで飲み込んでおりました。飲み込んでから”社長、これ腐ってますね”とコメント。
そうだろうと思いながら、”それにしても、よく噛んで喉通せたな”と、彼の勇気ある行動に感心しておりました。
多分これが食中毒の原因だと断定しておりました。それと、彼が注文したサメのフライも怪しい感じがしました。どっちも古かったなぁ。。。
そんな話をしながら松前を目指しましたが、彼の様態が悪くなっていきました。具合の悪い状態が半端なくなってしまい、福島町と通った時に内科の病院があったので、そこに飛び込むことにしました。
”急性食中毒”でした。点滴を受け、これ以上業務は遂行できないという判断のもと、函館に引き返すことにしました。そして、体あっての仕事なのでしっかり治してから出直した方がいいなぁと判断し、そのまま帯広に帰ろうかということになりました。
彼にホッケのフライを食べさせた責任を感じつつ、1週間後、体調万全にしてリベンジしに来たいと思っております。
横道にそれますが、写真は今回、引き返した福島町にある”横綱千代の山、千代の富士記念館”です。中には入る余裕はありませんでしたが、次回体調万全のときに入ってみようかなぁと思っております。