先日、当社のオーナーから競売物件の落札の相談がありました。“池原さん、この物件どう思いますか?”。その物件、たまたま私の実家にある物件でしたので、実家に帰りがてらと思いながら、行ってきました。どんな方が住んでいるのか地元の人にも聞いて訪問。落札してから、難しい話になるよりは、事前に今住んでいる方(所有者)とお話ができた方が良いなぁという思い、訪問しよっかということにしました。。。それと、依頼されているオーナーさんも気の合う同世代の方で、うまく不動産投資が続いていけばなぁと思っておりますので、こちらのできることは苦労惜しまずっていう感じでしょうか。さぁ、訪問。家の前に子供の自転車たくさん並んでおりました。子供がたくさんいる家庭なんだろうなぁと思いながら、ピンポーン。“お父さんいますか?”私。“お父さん、仕事でいません。夜戻ってくると思います”。中学生くらいの子供さん。“じゃ、帰ってきたらお電話頂けるように言ってもらえますか”私。。。。その晩、お父さんからお電話を頂きました。。実は奥さん小学校・中学校の同級生であることが判明しました。偶然ってあるもんですね。。。しかし、悲しいかな、10数年前にバスの事故で、子供を3人残して他界されたということでした。そのあと、このお父さん、3人の子供を育てられたということで、何とも、その物件を通じてかかわることになるとは、不思議な縁です。いろいろな事情で、家が競売にあっていると思いますが、うまく依頼のオーナーが所有できた時には、私も自分の仕事を通じてこの家族のためにお力になれればなぁと思っております。すでに亡くなっている同級生のお母さんの気持ちを察したとき、何だか泣けてきてしまいます。。。いろんな人生があるんだなぁって、思うしかありませんが。。。小学校の時は同じクラス、同じ班で遊んでいた彼女。何だかいろいろな思い出を思い出しちゃいます。先日ふと立ち寄ってみたくなった小学校。彼女に呼ばれたのかなぁって思いながら、オーナーのお力も借りながら、彼女が残した3人の子供のためにも、せめて仕事を通じてお役にたてればなぁっという心思いでおります。