3年前、ちょうど今ぐらいの時期に関西弁のお客様から、〝足寄の物件ありますか?〟っていう問い合わせがありました。直前に足寄ではなく、様似というところに勤務地が変わって、その流れで当社にて様似の物件を探すことになったお客様。その方から、〝お久しぶりです。。〟ってお電話を頂きました。その節は。。。なんて感じで会話が始まりました。実は、この度中標津に転勤が決まりそうで、物件を見つけてくれないかというご依頼でした。ペットを飼っているので、地元の不動産屋さには、ペットを飼う事ができる物件がないと電話で言われているようで、何とかという感じでした。〝帯広ドットコムさんしか頼るところがないんです〟この一言が、私を熱くさせました。迷うことなく、翌日私となぜか三宅(私の運営するもうひとつの会社のスタッフになりますが)が、中標津に向かっておりました。走ること4時間半、思ったより遠かった。。。釧路経由で、釧路からさらに2時間くらい車で走ったところが中標津でした。正直、なんとなく中標津の場所はイメージしておりましたが、こんなに遠いなんて想定外でした。帯広をお昼12時に出発して、着いたのは4時半。何とか日が沈む前に現地に着かなければ。。。物件を探すことは難しいなぁなんて心配しながら、なななんと、寝てしまっておりました。しかも『走れメロス』の夢を見ながらたわいのないことを口ずさんでおりました。三宅君の決死の運転で、警察に検挙されることもなく、夕方に現地に着きました。地元の不動産屋さんは最後にしようって思って、まずは自分の足で物件調査が始まりました。まったく初めての土地で、ペットOKの一戸建て物件を見つけるっていうゲーム、どうでしょうか?ちょっと面白く考えながらスタートです。方法何てありません。そいえば、つい先日は夕張で同じような感覚だったなぁと思いながら今日は中標津か。。。。俺は一体何者だろうかと自問自答しながら、キョロキョロ町の中を見ておりました。走るとこ10分くらい?『あった。。。あの物件空いているよなぁ』われわれセンサーが反応しました。しかし、会社の社宅ということがわかり、断念。ただ、ヒアリングさせてもらった近所の方が、この先に住宅団地があってそこにもしかすると空き家があるかもしれないよアドバイス。ナイスおばさん。除雪をしていない家が1件ありました。
〝社長、除雪していない家一件ありますよ〟三宅。。〝どれどれ〟私。。。〝この家やっぱり、使っていないっすねぇきっと〟三宅。。〝これはいけそうだな〟私。早速近所の方にこの家のことをヒアリング。。縁戚の方が近くにいることを教えて頂き、訪問。昨年おばあさんが亡くなって空き家になっているとのことでした。カーテンもかかっている家なので、きっと夏だったら空き家だってわからなかったなぁと思いながら、ラッキーでした。結果、千葉にいる身内の方に連絡を取っていただけるっていうことで、中標津を後にしました。貸していただければ、うれしい限りです。明日のご返事。。。いい返事になりますように。。帯広に戻ってきたのは、夜中でした。