思い出のビル

今年の3月まで当社が入居していたビルが、来月7日に売買になります。3年前に、このビルの2F奥の部屋から始まり、思い出がたくさん詰まったビルです。今、公開しているホームページや、社内のシステムはすべて、このビルの中で作ったものです。このビルで夜を明かして、1階に住んでいる86歳のおばあちゃん(オーナーですが)のところでに朝食を食べて、シャワーを浴びに自宅に戻っていた日が懐かしく、うるるっていう感じでしょうか。足の悪いこのおばあちゃんがよく、2階の僕たちの事務所に上がってきて、励ましてくれたのもこのビルの思い出のひとつなのかもしれません。そんなおばあちゃんが、先々月に〝老人ホームいいとこないかなぁ?〟という相談を受けました。血の繋がった身内がいない状況の中で、ご相談頂いたのは何となくうれしい気がして、気にかけていました。郊外の老人ホームよりは、中心街近くの方がいいなぁと個人的に思う気持ちもあって、そんな条件のところがないかなぁと思っていた矢先、当社のアパートーオナーが経営する老人ホームが、大変立地のよいところにあることがわかり、そこにお世話になることになりました。オール電化の南向きのお部屋。12月16日の大安の引越しまでに、お部屋に敷くジュータンを、会社からプレゼントしようと企んでおります。

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