親子間売買の巻

現場をスタッフに任せてからは、来店のお客さんの接客することは、ほぼなくなりました。

が、今日、店舗のスタッフが、みんな出払って外出していたので、少しの間だけ電話番で店舗におりました。

たまたまのタイミングでしたが、ご家族の方がご来店されたので、お客さんの接客をしながら、お話を聞いておりました。

“家を売って、家を買いたいんですが”

“・・・・”どういうことなんだ?と思いながら話を聞いておりました。

要するに、今住んでいる家を高く売って、次に安い家を購入すれば、手元にお金が残るので、そうしたいという話でした。

急なお金の用立てが必要になり、仕方なくそのような形をとりたいというお客様のご要望でした。

売って、買うのか。。。何か無駄なような気がするけどいいのかなぁと思いながら、もっといい方法提案できないかなぁと思案しておりました。

奥様は、本当は、売りたくないし、引っ越しもしたくないんですが、旦那の事業での支払いがあるので仕方なく、このようにしないといけないのかなぁという感じでした。

ハウスリースバック。

家に住みながら売却。お客様に必要な金額を聞いて、これを上回る金額で当社が買い取れるか吟味してみました。ハウスリースバックは、住んでもいい代わりに、買い取り価格が安くなります。今回のお客さんの希望金額に達せずで、断念となりました。。やはり一般に売る方が、いいのか。

・・・・・・。

色々、話を聞くうちに、跡取りの息子さんが同居しているということがわかりました。ならば、息子さんが、親の家を買うのはどうだろうかと思い、お客さんに提案してみました。

“そんなことできるんですか?”

そう、できるんです。

業界では、『親子間売買』とか『親族間売買』という言い方をしています。

住宅ローンが通りにくいという問題もあるのですが、最近はそのような売買を積極的に容認する住宅ローンもでているので、ひと昔よりはハードルが下がりました。

当社でも何度かそのようなケースを経験しているので、問題ありません。。

で、一度、その物件を適正な価格を出して、推し進めることになりました。相場の価格で売れば、必要なお金に達する感じなので、この方法がベターなのかなぁ。。。

息子さんも是非そうして欲しいということでしたので、このパターンで推し進めましょうということになりました。

あまり時間がないようなので、こちらも手際よく、事務手続きをしたく思っております。

息子さんの与信に問題なければいいのですが。。。

お客さんに喜んでもらえるように頑張ります。。

 

 

 

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