賃貸関係、3月の繁忙期を終え少し異変が起こっております。
ことさら大げさに言うことではないのですが、3月に満室になることを見込んで新築した物件に空室が出ております。
理由はいくつかあるようです。
何か数字をもって説明するのが説得力あることになろうかと思いますが、細かく分析しておりませんので、ゴメンナサイ。
賃貸業界に少々長く携わっている直感なるもので、生意気ながら気づいたことを書き留めておきます。
感覚的なことになりますが、参考になれば程度で。。。
メモ。。。。
その1:お客さんの数→今年の移動者数は、多かった思う。
その2:退去した数→多かったと思う。
その3:新築物件の数→多かったと思う。
その4:家賃設定→新築物件は、年々高めの設定になってきていると思う。
まとめると、動きはあったが、既存物件の空室も増え、新築物件の数も増えた。よって、昨年よりも供給過剰になった。新築の家賃は、高めの設定になっているので、手ごろな家賃の既存物件にお客さんが流れた。よって、新築物件に空室が出ている。
こんな2014年の帯広の賃貸市場を勝手に総括しております。ちなみに空室が出ている新築物件は、家賃設定が高いなぁと思うものが多いでしょうか。
最近の新築物件の家賃を見ながら、こんな高い家賃設定で誰が入るのだろうかと感じるのが率直な感想です。
意見を求められればアドバイスはしますが、家賃を決めるのは、大家さんになります。
借り入れをされて建てた新築物件。銀行さんへの毎月の支払いなんかも考えながら決められているので、私が意見を言うことはあまりないでしょうか。
いずれにしても、需要と供給の関係で、近い将来、新築物件の家賃の見直しが始まってくるはずです。
安い家賃でも収支のあうそこそこの品質の新築物件こそ、お客さんが求めているものであると思います。
コストダウンと家賃ダウン。同時にやってこそ、お客さんに喜ばれる物件なんだろうと思ったりもしております。
本来、新築物件が人気を呈していたのは、既存物件とあまり家賃が変わらなかったので、新築が圧倒的に人気があったマーケットでした。
賃貸物件は、新築も、築5年の物件も、同じ家賃でした。10年くらいしてから徐々に家賃を下げていくというのが、数年前のはなしでした。
しかし、最近は新築賃貸物件は家賃が高くても、お客さんが選んでくれる。。だから最初は新築ご祝儀で高い家賃設定というのが、当たり前になっておりました。
もし、新築を建てられて空室の出ている賃貸オーナーさんがいらっしゃるのであらば、高めの家賃設定の夢をなくし、迷わず家賃を下げるべきでしょうか。すぐに満室になると思います。
適正家賃は、気になる方がおりましたら、いつでもアパマンショップ帯広西店にご来店ください。アドバイスいたします!