おやじ

今朝お世話になった社長さんの訃報が入りました。
スキンヘッドで、一見こわばりの感じですが、話すと優しさがにじみ出る感じの方でした。
仕事上では、不動産の買取案件を何度も、その社長に買い取ってもらっておりました。
安く買い取って高く売る。。差益はその社長が、その間の仲介業務は我々が行うという感じでやっておりました。
ボクシングでたとえるのであれば、リングサイドにはスキンヘッドのその社長が、戦いの戦場には我々が、明日のジョウー不動産版といった感じでしょうか。
64.2:263:353:0:0:image:center:1:1::タンゲダンペイ。そんなおやじのような個性的な方でした。
社長が体調を悪くされ、最近はそのようなタックを組んで利益を上げるという場面がほとんどなくなっておりました。社長が退院され、元気になってからでもいいか。。。と思っておりました。
それも、かなわぬこととなりました。もう、一緒に組んで仕事をすることもなくなったと思うと寂しい限りです。
男気のある社長さんで、我々に全託の信頼を頂き、我々が良かれと思うものは、全て買い取り資金を出すといって頂いておりました。
契約の時には実印もお金も預からせてもらって、我々が代理で契約する関係でした。
我々も、買い取らせた不動産は、損をさせてはいけないと思いながら業務の遂行しておりました。
当時、儲かっていない私の会社に買取資金を提供してくれる金融機関などはなく、潤沢な買い取り資金の後ろ盾があるということは、なんとも心強い思いがしました。
このおやじのような社長との仕事の思い出。
忘れることのできない出会いであったんだなぁと思います。
ちょっと回想しながら、ひとり酒と行きたいところでしょうか。
“本当にお世話になったなぁ。。。”。。せめて”お世話になりました”と伝えたかったなぁ。
ポロリ。。。。。

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