空き家税について考える

日本国で不動産を持つと、毎年、固定資産税と都市計画税という2つの税金が、国から請求されるルールになっております。

固定資産税は、土地や建物の価値(国が定める固定資産税評価額という言葉を使いますが)の  1.4%。

同様に、都市計画税は、建物の価値0.3%。

合わせて、1.7%の税金が課せられうという仕組みです。

仮に、土地と建物合わせて固定資産税評価額が1,000万円の一戸建てを持っていたとすると、毎年17万円の税金がかかるということになります。

ここで、特例があって、土地に建物が建っていると、固定資産税が6分の1になり、固定資産税が3分の1になるというものです。

建物のない1,000万円の土地だと、毎年の税金が17万円のものが、建物がある場合は、約3.3万円になります。建物なら、新しい古い、価値があるないは関係ありません。

こんな現実があると、仮に使っていない建物を所有している場合、壊すと、特例を受けれなくなり、税金が高くなるので、壊さない方が得だということになります。なので、日本国中、使わない建物(空き家)が、そのままに残っているという状態になっています。空き家が増えるのは当然でしょうか。

空き家問題は、古い家を残した方が得になるとい税制の失策のような気がします。

さすがに、空き家が増えすぎて、街の美観を損ねたり、犯罪の温床になったり社会問題になって来たので、この税制のルールを変えようということが、最近になってようやく起こってきたという状況です。

最近でいうと、空き家であると国が認定された建物の場合、特例が受けれなくなるという法律ができました。空き家法というものです。17万円の税金が、特例で3.3万円になる特例が、使えなくなるというものです。

壊した方が、建物の分だけは少ない税金になるということで、使わない古い家は早く壊しましょうというルールができています。

ただ、古い建物の場合、そもそもの価値がないので、壊したところでさほど17万円の税金が極端に下がることがないので、解体費を出してまで、すぐに壊そうとする人が多くなるのかなぁと思うのは、私だけでしょうか。

で、今回。これとは別に京都市で、条例で、空き家に対して『空き家税』という税金を課していくことが決まりました。

これは、空き家があるだけで、税金が余分にかかるというルールです。

課税額は、以下のようなルールです。

家屋評価額700万円未満=0.15%
同700万円~900万円未満=0.3%
同900万円以上=0.6%。

仮に建物の評価格が1,000万円の空き家を所有していたとすると、毎年6万円課税されるというものです。

まぁ、積極的に空き家をなくすためには、これくらいのルール作りは必要な気がします。

私が帯広の空き家を無くすことを任されたのであれば(そんなことは現実にはないのですが。。)、この京都の空き家税の税制の決め方を評価格に対する%にせず、古いものに対して沢山税金がかかるルールにして、プラス、空き家税から上がってくる増税分を、空き家を壊す解体費の助成費用として運用するというルールにするんだろうと思います。あくまでも個人的な意見なのでスルーしてください。

不動産業者の一人としては、帯広市も京都市が作ったような空き家がなくなる条例ができればなぁと思います。

空き家も減り、物件の流通も活性化されることが予想されます。

そのまま空き家にして税金が多く課されるくらいなら、賃貸で貸したり、壊して更地にしとくとか、売るとか、そんな動きになるんだろうと思います。

帯広市の市議会選挙も昨日終わりました。

帯広市議選、立候補41人で道内最多に 前回に続き激戦:北海道新聞デジタル

空き家を無くすための提案が、市議会で討論され、きれいな街が維持されることを切に望んでおります。

熊本&鹿児島の旅

毎年定例の金融機関さん主催、取引先旅行がありました。コロナの影響で、3年ぶりの開催でしたが、熊本と鹿児島へ2泊の旅行を満喫しておりました。一緒に行った方たちと親睦を深めて無事戻ってきました。

定番?の観光地を見てきました。

少しお裾分けします。

熊本城。何年か前の地震で一部壊れましたが、ほぼ修復されておりました。

今、存在している熊本城は、約400年前の建物を、1960年に鉄筋コンクーㇳで復元したものになります。

お城文化のない道民の私には、とても奇妙な建物に見えます。奇妙というか珍しい建物を目の前に、時代とともに建物の形は変わっていくもんということを教えてくれます。。。お城に限らずですが、歴史的な古い建物を見るときに、この時代人たちが、もうこの世にいないが故に、残された建物を見ながら、当時の人達はどのような生活をしていたのだろうか。。。と空想する楽しさもあるような気がします。残された建物や文献などで探っていきながら、現代との違いに驚きを感じたり、新たな発見をしたり、楽しさもあるんだろうと思います。

考古学という学問がありますが、探求されている方々は同じ感覚でしょうか。。

次に行った鹿児島。

黒酢のカメ壺を見学してきました。異様な光景です。中には黒酢が入っていますが、意外だったのが、野ざらしの状態で寝かしされておりました。整然と並ぶ様は、中国の兵馬俑とモアイ像を足して割ったような感じでしょうか。数年(1年から5年くらい)寝かせて、出荷するようです。ウイスキーやワインド同じく、この黒酢も長く寝かせたほうが(発酵させたほうが)、深い色味が出て品質も上がるようです。値段も高くなります。

そんな説明を受けながら、見学したあとは、当然のごとく、5年以上寝かされた黒酢を手に取っておりました。

北海道と九州、離れていることで感じる、異文化感。そんな異文化に触れるのも、旅行の楽しいところでしょうか。

久しぶりの観光旅行、ゆっくりできました。

失踪者の対応

帯広エリア、急に寒くなりました。日中、一桁気温は、寒く感じます。。道内の天気予報、雪マークのところもありました。

そうそう、寒いのは良しとして、賃貸の繁忙期が明けたので、家賃の滞納者の回収を行っております。全スタッフに協力をもらって、進めております。

ひどいものは、私か責任者が行っております。

本日もお一方、ヘビーの方が、私のところにきました。迷わず、出動です。

滞納者のところに行ってみると郵便ポストの郵便物が溜まりまくっている状態で、そこでの生活している様子がありませんでした。失踪者ってこうとになるんでしょうか。

管理会社としても、このまま放置するわけにもいかないので、順次、弁護士さんに依頼して、訴訟強制執行で明け渡しの手続きとなります。

ちょうど、我々がその方のところにお伺いした時に、近所の方(老人風の方でしたが)が出てきて、”もう、この家の人逃げていないよ。私も、350万円個人的に貸してあげたんだけどね”

そんなことを教えて頂きました。お気の毒です。。そういう我々も滞納家賃分引っかかっているので、人のことを気の毒に思う余裕などないのですが。。。

この先は、弁護士さん行きだなぁと判断し、ひとまず、この方への我々からの滞納回収業務は終わりとなりました。

最終的に、未納家賃、弁護士費用は我々が被る形になるので、悔しい限りですが仕方ありません。われわれの子会社の督促業務の怠慢なので、私の責任となります。

ちょっと、子会社の責任者に任せっぱなしで、自分もまめにチェックして、ひどい方の対応はしないといけないなぁと反省です。そんなことを感じながら、家賃滞納回収業務と向き合っております。

今月で、大方のめどをつけて、楽しいお花見に突入したく思っております。

個人的になんですが、案外、この業務、人間劇場を見れるので面白い業務と感じております。ただ、若いスタッフにはさせるのは、酷な業務なのかもしれません。

4月で大方、回収もしくは、賃貸借契約の解約するのか、白黒つけてたく思っております。。全開で滞納者撲滅にむけて取り組む所存でおります。

木工場跡の案件

木材会社の動産、不動産の処分の件で、現地見てきました。

広い土地で、まだ、原木と製材した木材が残っておりました。

4000坪、郊外の用地。条件が合えば買ってもいいかなぁという社長さんからの相談もあり、どうしようかという話でした。

敷地内にある工場と倉庫をどうするかということと、敷地の宅地造成をするかどうかということと、金額を出して、リスクも考えて、結論を出すことになります。

採算ベースにのるでしょうか?

倉庫や工場を必要とされる方がいれば話は早く、相談して頂いている社長さんと組んで購入することができる案件です。

この案件まとめるには、工場を必要な方を見つけるのが私の仕事だなぁということです。

どなたか興味のある方いらっしゃるでしょうか。同業者でも構いません。ご連絡頂ければ光栄です。

帯広の空模様

黄砂が空から降ってくるとニュースで流れておりました。今朝の帯広の上空も、黄砂が舞っておりました。晴れていますが、全体的に茶色がかっておりました。普段だと、晴れの日は日高山脈がくっきり見えるのですが、黄砂に遮られて見えくなっておりました。

ちなみに、普段はこんな感じです。日高山脈見えます。

おまけに、今朝は、スマホからJアラートが鳴って、ロケットが空から落ちてくるかもしれないと警告通知がありました。

北海道の空が、少々、よからぬものに荒らされ、騒がしくなっております。

空に舞うもの、降ってくるものは、雪とか、桜吹雪とか、人の気持ちを癒してくれるものであってほしいと願う、今日この頃です。

こんなものが空から降ってこれば、申し分なしですが(笑)。。。

給付金詐取9億6000万円」に「誤送金4630万円」…人が「魔が差す ...

八重ザクラ

神奈川県藤沢市。週末は帯広にアパートを所有されている大家さんとの親睦ゴルフで、帯広を離れていました。

こちらは帯広でいうと5月末くらいの陽気です。ゴルフするには、ベストな暖かさです。メジャーのソメヨシノは散っておりましたが、八重咲きの桜は開花しておりました。

充分親睦を深め、情報交換して帯広に戻ってまいりました。

その方の本業も、同じ不動産業です。なので、話も合います。

ちなみに、関東エリアですが、目下、空前のマンション高騰で、バブルのときと同レベルの不動産業価格です。

円安に、乗じて海外の方が購入されているのでしょうか。。

帯広は、資材の値上がりが原因で不動産上昇気流ですが、関東圏は少し様子が違うようです。

チャンスがあれば、東京で不動産業してみたいものですが、叶うでしょうか笑。

賃貸管理

アパート管理業務ですが、スタッフの変更に伴い、色々と効率化を図っております。できるだけ、無駄をなくしたく思っております。

駐車場を除く管理戸数が、3月末現在で3,615室。少しの改善が大きな効果を生みます。

まずは、管理会社にかかってくる電話本数を減らそうという取り組みです。退去受付、入居中のクレームは、提携の問い合わせページからの受付に変えました。

↓↓入居中のクレームページのQRです。

↓↓提携の問い合わせページのQRです。

その他、もろもろな問い合わせは、ラインからということで、賃貸管理のラインQRです。

繁忙期も終わったので、既存入居者にご案内しつつ、改善しながらいい管理会社にしていきたく思っております。

この度、新しく就任する岩谷社長、頑張ってください。

大樹町、熱盛~!

先日の地元の1面の記事です。

十勝管内大樹町。下の地図のように、帯広から南下すること60キロのとこら辺に位置しております。この街、今、り上がっております。。。

大樹町の紹介 – JA大樹町

 

その大樹町の人口ですが、2022年12月末の人口は、5437人となり、21年同月末人口を18人上回った街です。年末の人口が前年を上回るのは23年ぶりと、年明けの新聞にも出ておりました。全国的に、地方のこのクラスの町が人口増になるということは、記事になるくらい稀なことです。

現在、ホリエモンが進めているロケット事業、雪印の工場の増設、大樹から広尾にかけての高速道路の伸延工事など、人口が増える要因が重なり、田舎の過疎の街が、注目を浴びております。

いいことです。

産業が街を潤す。。。というのは、大樹町の現実を見ながら、そうなるんだなぁと実感しております。当社でも、大樹にアパートを建築された大家さんが数名おり、管理致しております。この記事の通り、家賃は帯広並みです。でも、入居します。

特に、宇宙関連の方々は、そもそも都会から移住されてきているので、高いという家賃にたいしても、安く感じるんだろうと思います。

道路工事は、期限がありますが、ロケットの宇宙関連ビジネスと、雪印工場の増設は、将来性があり、人口増を語る上で魅力的な材料でしょうか。

この新聞記事に煽られて、新築のアパートを今年、2棟程度計画しております。まだ、大丈夫でしょう。。という甘い認識?かもしれませんが、少々のリスクの上、進めていきたく思っております。

そう、土地が安いので、新築アパートの投資利回りも良く、アパート大家さんたちの気を惹いているのもいるのも確かです。。。不動産投資されている方々が、大樹町にアパートを持ちたくなるのも。。。。

理解できます。。。。

我々が、しっかり管理致します。地方の発展のためにジャブジャブやりましょう笑。

大樹町にアパートを持ちたいなど、地方の活性化に興味のある方は、お問い合わせください。

 

満席御礼

花粉症かなぁ。。

先日から鼻水が出てすきっとしない感じです。コロナ?まさか。。余っていたコロナ検査キット使ってチェックしてみましたが、陰性でした。だよな。。

北海道(函館エリア除く地域)は杉の木がないので、スギ花粉による花粉症がないんですが、白樺の木が少々あり、その花粉症の症状はあるようです。

それかなぁ?

まぁ様子見ています。4月に入りましたが、まだそこそこの人の動きがあるようです。賃貸、売買、ともにそんな状況です。4月に入ったら、スタッフゆっくりさせれるかなぁと思っておりましたが、まだ、プチ繁忙期続いています。例年、確かに、4月は閑散期ではなく、そこそこの来客のある月でした。今日の店内こんな感じでした(盗撮みたいになってスイマセン。悪意はありません)。

私?営業から外れているんで、店舗2階から店内の様子を見ています(笑)。

店内、満席御礼した。賃貸物件、満室御礼になりますように。。。。。

ご来店頂いたお客様には感謝しかありません。気持ちよく、帯広での新しい生活が始まるように、助っ人致します。

 

タイノウヤチンヲカイシュウセヨ。。

会社を運営するうえで、会議とか打合せとか、あるもんです。

うちの場合、会議は、ほとんどありません。唯一、月初めの営業報告だけです。営業会議って、スタッフに数字の圧力をかけるイメージがあって(個人的に思っているだけですが。。。)、単に私があまり望んでいないからそのようになっています。行っても、最小限に簡単な報告だけにしております。

仕事は楽しい。

根本的に追い求めることは、それしかありません。やれって言われることほど、つまらないもんです。ちょっと面白そうだから、やってみようぜっていうノリで、一緒に進んでいくのが理想形でしょうか。

今日、その数少ない会議がありました。賃貸、売買、管理から、営業数字の報告をもらい、最後に総務の責任者から、報告事項を聞いての、1時半くらいの会議になります。

今回、私がちょっともおしろいから一緒にやってみようぜと伝えた業務は、〝滞納家賃の回収業務〟になります。

4月は、全スタッフ手分けして、滞納者撲滅に向けて、この業務にあたります。5チームくらいに分けて、賞金もつけてちょっと面白い企画を加えて、ゲームっぽく、この業務を楽しく行おうと思っております。

賞金どのくらいにしたら、楽しい企画になるでしょうか。。