先月、横浜で学生時代の部活のOB会に出席しておりました。
出席された中に、もうかれこれ、30年振りにお会いする1つ上の先輩がおりました。お互い老け込んだ顔を見ながら、30年もの月日を経ったの再認識しながら、当時の話に花を咲かせておりました。
その先輩は、卒業後、東京の上場会社に勤め、今年の誕生日で55歳の年を迎え、気が付くと定年まであと5年というサラリーマン人生の真っ只中です。あっという間に年を取ってしまうもんです。という私も同じくらいの年齢ですので、大差はありませんが。。
”先輩、定年後は、帯広に帰ってこないんですか?”私
“そう、退職後、関東にそのままいるのかという話もあるんだけど、今、迷っていることがあるんだよね。。”
“何っすか。。迷い事って。。”
“実は、会社で早期退職制度っていうのがあって、我々みたいな中間管理職は55歳になるまで自主退職を申し出れば、退職金の上乗せになる制度があるんだよね。”
“そうなんですか。大きい会社は違いますね。先輩、ちなみにいくらくらいの上乗せになるんですか”
“だいたい2,000万円なんだよね。それで、もうすぐ来てしまう55歳誕生日までに、早期退職して転職するか、定年までこの会社にお世話になるか、会社に申し出なければならず、迷っているんだよね”
“そうですか。。5年早く辞めて2,000万円もらえるのか。。魅力的な話に聞こえますが、どうなんすかね。。。”
“。。。。。”
ちょうどのタイミングで、管理部門の退職者がでる状況だったので、先輩に
“私の会社、給与の条件合うなら、先輩雇いますよ。帯広戻ってきますか?”
という問いかけを先輩にしてみました。先輩に向かって、雇いますよっていうのは、ちょっと生意気な感じもしましたが、帯広に帰って来て~という気持ちも込めて、そんな言葉を発してしまいました。。。まぁいいか。。
後日、先輩からLINEにメッセージが入りました。
“池原、帯広にUターンすることにしたので、よろしく頼む”。。。という内容でした。
おおーーーー。マジか。。。
そんな話になるとは意外でしたが、いいことです。十勝の気候と食の良さ、そして、同世代の仲間がいる地元は、魅力に感じたのかもしれません。
その話を私の取引先の社長に話したところ、その会社でも長年東京でされていた先輩の業務スキルが是非欲しいといことになり、先輩には、その旨を伝えました。そちらの会社も話を聞きたいということになったので、うちかその会社か、先輩のお好きな方で、再就職先を決めてくださいとお伝えしました。
今日、東京から、私のところとその会社さんと2社の面談に見えられます。どちらかの会社への転職、ご判断されるんだろうと思います。
どちらに就職されても、帯広にUターンされることは、喜ばしく思います。
東京で磨かれた業務スキルを生まれ育た地元に是非、還元して頂きたく、先輩の更なる活躍と幸せをお祈りしております。
本日、同級生、1つ下の同窓で一杯セッティング致しております。
“お帰りなさ~~い”というご発声でスタートです(笑)。