苦情の電話

今日、営業スタッフ不在の時にお客様から電話がありました。

事務スタッフが電話を取ってくれて、電話が終わった後、

“苦情の電話があったので、折返し電話お願いします”

というメモ。

まぁ、業務の中で、お客様から頂く苦情は、あるもんです。何があったのかなぁと電話をしてみました。

“開口一番、俺の家、空き家じゃないよ。勝手に空き家にしないでくれ”という内容でした。

どうやら、うちの営業マンが、空き家だと思って出したDMが、空き家じゃないということでの苦情でした。

30分くらいお叱りを受けて、平謝りで、頷いておりました。

“すいませんでした”

“ごもっともだと思います”

これ以外の言葉は、ありません。。こちらが悪いので、仕方ないことなんですが。。

全て言い切ったのか、最後に、そのおじさんから、思いもよらぬ一言が、、、

“もし、本当に売ることになったら、あんたに電話するな。電話番号登録しとく”

涙。

逆ギレしそうになりましたが、口答えとか言い訳とかしなくて良かったなぁ。。と思いました。。

“貴重なご意見と、ウルっと来る最後のお言葉、ありがとうございました”

最後、初めて言葉らしいことを発して電話を切りました。

プロパーと保証付き

『プロパー』と『保証付き』。

この2つの言葉を聞いて、何を言っているのかわかる方は、銀行業界の方か、もしくは、お金の借り方に詳しい方なんだろうと思います。

職業柄、この2つの用語を違和感なく使っています。今日、お客さんとこんな会話から、質問を受けました。。。

“今回のアパートの融資、保証付きでいいですか?”私。

“保証付きってなんすか?”お客様

あっそか、業界用語?か。。。一般の方は、日常生活で使う用語ではないですよね。。

ということで、『プロパー』と『保証付き』について、綴ってみます。

この用語なんですが、お金を借りるとき(融資を受けるとき)に、よく使う用語になります。

まずは、プロパー。正しくはプロパー融資といいます。これは、銀行さんがお金を貸すときに、貸すお金に、保証を付けないで貸す融資をいいます。もし、貸した方が、お金を返済しなければ、貸した銀行さんが貸し倒れになります。銀行さんがリスクを負って貸す融資になります。まぁ、お金の貸し借りって、普通はこの形になると思います。

プロパーで融資を受けるためには、借りる銀行さんの審査を通らなければなりません。

それに対して、保証付き。正しくは保証付き融資と言います。これは、貸すお金に対して、仮に返済されなくても、そのリスクを肩代わりする会社の保証を付けて貸す融資をいいます。そう銀行さんの貸すお金に対して、保証する会社が存在するというのも驚きですが、そんな仕組みがあるんです(保証協会と呼ばれる会社が、保証します)。。。仮に不払いが生じても、お金を貸した銀行さんは、保証協会に保証させているので、リスクはありません。不払いは、保証協会が保証します。保証してもらう分、保証協会に保証料を払わなければなりません。保証してもらうために、余分に費用が掛かることになります。この保証料は、借りるお客さんが負担します。実に、銀行さんにとっては、いいシステムに見えます。リスクを背負わずに、お金を貸せて、その保証会社に支払う保証料は、借りる方に負担してもらう。。

こっちは、保証する保証協会の審査にパスしなければいけません。銀行さんも、保証協会の審査が通れば、貸してもいいよいうノリになります。

お金を貸す銀行側から見て、プロパー融資で行けるお客さんは、信用力のあるお客さんで、保証がなくて貸せる融資で、保証付き融資のお客さんは、もしかすると、途中で不払いになる可能性がいくらかあるので、保証協会が保証してくれるなら貸せるという融資となっているんだろうと思います。

信用度の違いがあるんだろうと思います。

ざっくりこんな感じです。

どんな形にせよ、融資を受けれるのであれば、銀行さんもしくは、保証協会さんの審査をパスしなければ、融資を受けることができません。

ちなみに、うちの会社も事業資金など、融資を受けております。保証付きのもの、プロパーのもの、両方あります。。。借入ときのタイミングや借入の金額、資金が必要な理由、その時の決算書の内容によって、プロパーもしくは保証付き、いずれかの形で融資を受けております。そうそう、申し込んで、融資を断られたケースも過去にはありました。融資に関しては、色々経験しながら今日を迎えております。

会社に実力があれば、全部、プロパー融資でいいよってことになるでしょうが、まだまだ先の話のような気がします。

もっと究極な経営スタイルは、借り入れなし、全て自己資金で会社経営できることなんでしょうね。。

震度3・・帯広

全地点の震度

昨日、帯広市内、グラっと揺れました。縦揺れだったので、近くが震源?と思いながら、一時の恐怖を味わっておりました。ちょうど、居酒屋で飲んでいたタイミングでした。お店が音を立てて揺れていました。

震源地は、帯広から70キロくらい離れている日高エリアでした。

それにしても、最近、日本各地、地震が多発していますねぇ。大きな地震の始まりでないことを祈ります。

地震の前では、人類は無力であることを感じつつ、せめて地震保険くらいは、建物にかけておくことくらいはしておいたほうがいいなぁと思う今日この頃です。

震度6強・・

昨日、石川県で震度6強の地震がありました。すごい揺れたんだと思います。

石川能登で地震 最新情報まとめ - Yahoo!ニュース

我々も、石川県に隣接する福井県に店舗があるので、心配になってスタッフにラインしてみました。福井は震度4くらいで、結構揺れたと、現地スタッフからの返信でした。実害は今のところありません。

忘れたころにやってくる災害と言われたもんですが、本当に突然、何の前触れもなくやってくるもんです。

コロナが明けて、さぁこれからというタイミングで、災害に見舞われたエリアの方の気持ちを察すると、気の毒でありませんが。。。

我々も、これを教訓に社内の災害対策、少しやっておこうと思っております。まずは、棚が倒れないようになているのか?パソコン類のバックアップはちゃんとなされているのか?お客さんからの対応はどう対応していくんか?

思いつくところを上げて、それに対する対応、改善策を施していかないとなぁと思っております。

参考にまで、帯広市が発刊している防災ガイドがあります。これに防災対策のイロハが出ております。開いてみたことは、ほとんどありませんでしたが、この機会にどんなことが書かれているのか、読んでみるのいいかもしれません。

リンク貼っておきます。閲覧できます。ここからです。

帯広の豚丼

昨日、今日の帯広。暑い2日間でした。日中の気温が25℃を超え、夏を感じる陽気でした。

ゴールデンウィーク中は、帯広市内の豚丼屋さんは、どこも長蛇の列になっておりました。

1時間待ちくらいでしょうか。観光客の皆さんの根気の強さを感じます。

美味しい帯広の豚丼を食して、十勝を満喫されますように。。

創業20年

今日、友人から20周年おめでとうというLINEが来ました。

有限会社帯広ドットコム。

創業して丸20年になります。正確に言うと、元々は違う方(釧路の不動産会社)が設立した不動産会社でした。1年で廃業するタイミングで、その会社を引き継ぎました。

なので、その会社が1年、私になってから19年合わせて20年の社歴となります。

そんなに経つのか。。

ちなみに、創業時は、1人このビルの2階の奥の8帖の事務所、家賃が28,000円の『共栄ビル』がスタートでした。

そうそう、1階には上の写真(平成16年か17年の夏かなぁ)の通りPOLAさんが入っていて、朝、売り子のスタッフが大勢集まって、活気ある様子に刺激を受けておりました。その後、3年くらい経った時にPOLAが、移動するということで、僕たちが1階に降りてきました。家賃が8万円に上がるので、大丈夫かなぁとビクビクして、契約したのも懐かしい話です。下の写真(平成19年)の通り看板を掲げたのも、創業3年目のこのタイミングでした。。ビルに会社の名前が入ったなぁと少しうれしい思いがしたのを覚えています。。

そんなことを経験しながら、今日に繋がっております。

会社は、当時とは随分様変わりしましたが、この事業を通じて、一緒に働く仲間の幸せと、仕事で関わった人たちの幸せを実現していく気持ちは、今も昔も同じです。。

懐かしい写真を見ながら、20年という節目に思うことでしょうか。。

追)しんくみさん、素敵なお花ありがとうございました。。。