転売悲劇

劇は劇でも前回のアナウンスさせてもらいました宝塚歌劇ではありません。転売悲劇です笑。。

そう、2年前に、当社で買取った帯広市内の一戸建てでドラマは始まります。この物件、転売目的で買い取りました。しかし、しかし、このドラマが悲劇に変わります。

すぐに転売先がある場合、売買契約をしてお金を支払った後、不動産の登記を我々に移さないで、転売するまで、そのままにしておき、転売の契約の時に、その方に登記を移すということをします。

いわゆる不動産業界では、”中間省略”と呼んでおります。中間で買取って、転売する我々ような中間入る不動産業者の登記を省略するという意味合いで、そう呼んでいるんだと思います。

なぜ、我々が買い取った時に、いったん自分達の登記をしないのか?それは、一瞬しかもたない不動産に対して、取得した時の税金や登記費用を掛からないようにするためにそうすることもあります。

ただし、落とし穴があります。買って、転売する間に、売主が亡くなった場合、登記上の所有者が、そのままにしているので、死んだ方の名義のままになっております。

今回、実際にこのようなことが起きてしまいました。爺さん、死ぬなよ~って思わず叫んでしまいましたが。。

そうなると、我々がお金を払って、売買契約を終わらせていたとしても、亡くなった売主の相続人が所有者となり、その方たちとの話になります。複数人いる相続人に事情をお話しし、ハンコをついてもらう作業が必要となります。相続人の中に難しい方(ハンコをついてくれない方)がおり、四苦八苦しておりましたが、ようやく、今日、ご印鑑頂き所有権を移すことができました。

あ~長かった。

最後は、お金を余分にお支払いして解決を図りました。払いたくはありませんでしたが。。。おじさまたちの欲深さを思い知らせれました笑。。

この物件、転売先は、うでに決まっているので、少しでも回収したく思っております。貴重な経験としてスタッフと共有したく思っております。