帯広市長選挙

賃貸事業の方は、3月の異動シーズンを乗り越えて、落ち着いてきました。入れ替わるように、不動産売買は、雪が融け、これから夏に向けて活況となります。4月に入って、買い取っていた中古物件、ほぼほぼ在庫薄となりました。

いいことなんですが、売るものが少なくなるのも、寂しいものです。帯広市内の同業の不動産業者との話でも、〝物件ないようね~〟という状況です。夏場に向けて、売物を集める活動をどうしていこうか思案中です。

さてさて、今日は帯広市長選挙の投票がありました。私も帯広市民の一人として、1票投じてまいりました。

政治と宗教の話はタブーなので、私がとやかく言うことはありません。

誰が当選されても、住みよい帯広市を作ることを思っての立候補なんだろうと思います。任務を全うされること期待申し上げております。

不動産業者としては、次期市長さんには、是非、帯広市内の〝空き家対策〟してほしいものです。

仕事柄、空き家の調査をしておりますが、帯広市内なんとなんと、空き家の多いこと多いこと。。個人情報保護の関係で、所有者に行きつけない放置物件も多く、帯広市の条例で積極的に、再利用できる仕組みを作っていただけないものか思っております。町内に空き家が増えてくると、町の景観が悪くなったり、動物の住処になったり、時には犯罪に使われたり(少ない事例だと思いますが)、良くない温床になります。また、その空家があるばっかりに、周りの不動産が活用しにくくなるなど、自分も業務で経験したことがあります。是非、きれいな街つくりの一環として改善を期待したく思っております。

全国の自治体には、空き家対策を先駆的にやっているところもあります。米原市。この行政の取り組みを、帯広市でも学んで似たような取り組みをされてはどうでしょうか。

ちなみに、この米原市、NPO(非営利団体)が、市と連携を取って、空き家情報を公開して、活用させるような働き掛けをされています。こんなサイトです。帯広市にも、行政から、このようなNPO通じて、空き家情報が公開される仕組みがあるといいのになぁと思いますが、いかがなものでしょうか。

市長選挙の今日に思うところです。