会社の名前って、新しく会社を作るときなんかあれこれ考えたりします。自分たちのときは、もともと不動産業をしていた札幌の会社を引き継いだので、その会社の名前を使っておりました。愛着が持てずにおりましたので、途中で現在の“帯広ドットコム”という社名に変更しました。いろいろ会社の名前って意味があるのが普通ですが、当社の場合は深い意味はなく、ホームページのアドレスを宣伝したかったので、ホームページのアドレス名を社名にしました。○○ドットコムというのは、各業界でよく使われているので、お年を召された大家さんからは、“おたくの会社ずいぶんテレビで宣伝しているね”と勘違いされることがありますが、大きな会社だなぁって思っていただけることはこんなにいい気もちなんだなぁなんて思いながら、“残念ながら、当社ではないんですよ。。。。”ってお話しております。帯広ドットコムという響きが、縁をもっつ人たちへ何か期待や夢を持っていただけるような響きになるように、私自身の挑戦も続きます。
カテゴリー: 不動産業務の中で
帯広での不動産の業務を通じて起こったことを綴っております。
新しいことへの試み
わくわくしたり、どきどきしたりするときって、どうでしょうか?得てして新しいことが起こる瞬間だったりしないでしょうか。。。。新しい物を買う、新しい友達ができる、新しいことに挑戦する、新しい経験をする、新しいことを覚える、新しいお部屋に移り住む(商売の話につなげるつもりはありませんので。。。ははは。。。)、そんな時って心躍るときじゃないかなぁって思います。年とともに、そういった気持ちが薄れてくるっていうのも分かるような気がします。経験が多い分、分かっちゃっているからなんでしょうね。。。4歳の子供を見ていると、当たり前に思っていることが新鮮に感じて、好奇心で目を輝かせて話しかけてきます。〝お父さん、お父さん、みてみて、これなあに?〟。私も気がつけば39歳になりますが、日常の生活の中で、先入観をできるだけ持たないように、日々目の輝きを失わないようにしたいものだなぁと教えられるような感じがします。わくわくするような新鮮な材料探しに目を輝かせ、帯広ドットコムをもう一回、さらに大きく変えてみたいなぁと未完成な組織ながら生意気にあれこれ新しいことに挑戦中です。はらはらドキドキというのが本当なのかもしれませんが。。。
利回り
土曜日の日に、当社で管理させて頂いているオーナーさんがお見えになった。“アパート買いたいんだけれども。。。”という話でした。アパートの売買は、比較的値がはるので、仲介する場合それなりに仲介手数料を頂けるのでありがたい話ですが、当社の業務が賃貸をメインにしている関係上、売りっぱなしということは出来ないため(売った後にその物件の入居斡旋・物件管理などの業務が発生して、長いお付き合いになるケースがあるため)、本音あまり賃貸物件の売買には消極的になっております。今回の相談されたオーナーは、退職を間近にされ、退職金で資産運用したい希望でした。今まで勤め上げてきた方の退職金を運用するなんて考えると、積極的になれない理由でもあります(商売に不向き?な性格なのかもしれません。自信がないんでしょう。。。)。いくつか売りアパート物件は出ておりましたが、いいものが出たらということになりました。。さて、最近は不動産投資も活況?の状況のようですので、ちょっと予備知識として知っていればということを書いてみたいと思います。不動産を買って運用する場合、その不動産がどんだけ儲かりそうな物件なのか判断する指標に『利回り』という数字があります。仮に、今回のオーナーのように、アパートを買おうというときに、まずもって最初にチェックする項目は、この利回りになります。利回りとは、自分が出したお金(投資したお金)に対して、1年間で何パーセント戻っていくかという割合を表す数値です。例えば、利回り20%の投資アパート物件なんていう場合、出したお金にたいして毎年20%のお金が戻ってきます。よって、5年経つと出したお金が全部戻ってくるということになります。では、利回り10%なんていう投資物件の場合は、毎年10%の戻りがあるので、投資を回収するのに10年掛かることになります。一般に賃貸物件を買って運用しようと考える場合(不動産投資しようとする場合)利回り計算に2つの数字を使います。投資する金額に物件の価格、1年回収する金額にその物件から上がってくる1年間の家賃の合計(満室時のを想定して計算)、1年分の家賃を買う値段で割って100を掛ければ利回りが出ます。3000万円の物件で、1年間に満室計算で450万円の家賃が上げって来る物件であれば、利回り15%になります(450÷3,000×100)。ちなみに、賃貸物件を買って運用しようとする場合の利回りって実際どのくらいになっているかというと、新築物件で利回り7%~10%くらい、中古物件で10%~15%の感じです。あくまでも、満室時を想定しての計算なので、空室が出てくると当然利回りも悪くなります。あくまでも満室という前提の下計算している話なので、慎重に検討しなければならない部分があります。はたして検討する物件がずっと満室でいけるのか、修繕などの諸経費は掛かってこないのか、買う前に考えなければなりません。帯広でアパートを買ってなんてお考えの方がおりましたら、アパートの購入は特段勧めておりませんが、その物件がどうなのか多少アドバイスはできるともいます。。。。ちなみに、不動産で運用していくのであれば、若いうち(45歳前)にもつのが、とってもいいことだと思っているのは私だけ?でしょうか。。。おいおい、その理由も書いていきたいなぁと思います。
千歳・恵庭・苫小牧の仕事
昨日から、千歳の同業者の仲間の会社に手伝いに行っていました。先日、仲間に加わったシステムの担当者と初仕事でした。データの一元化というのが課題です。当社のような1店舗で運営している場合は、あまり考えなくてもよいことなんですが、多店舗で運営する場合、各店舗間の情報の共有化と一元化が大変重要になってきます。各店舗の入力情報を1つにまとめて、そいつをみんなで共有して使うというシステムの構築です。各店舗間のネットワークはVANというNTTの回線サービスを利用して、また情報の共有はSQLサーバーというデータ庫のような役割をするパソコンを利用して、分散していた社内データの一元化というのが課題を実現させます。パソコンやネットワークの構築ことよりも(すこし知識があれば誰でもできちゃう話なのでたいした事はありませんが)、今まで入力しているデータが、虫食いになっていないかどうか(住所とか、物件の築年数とか、きちんと入っているか、各店舗間でのデータの重複はないかなどのチェック)がとっても重要になります。もとのデータがちゃんとできていれば、さして難しいことは考えないで終わっちゃいます。データのチェックまでは、僕はできないので現場の方にお願いして帰ってきました。現場の方と、深いお付き合いができるのが、財産かなぁと思っております。千歳・恵庭・苫小牧にお部屋を探すときは、ご相談ください。。。とっても、よい条件でご入居できるようにお願いしますので。。
ゴールデンウィーク
比較的天気のよいゴールデンウィークになりました。
天気の良いこの時期は、実は冬にとった物件の写真を入れ替える時期でもあり、休みの日にまとめ取りして差し替えしていきます。休みの日は、交通量も少なく、非常に都合の良いことが多いので、天気が良いととってもありがたく感じます。天気の良いときに撮る写真は、物件も素敵に見えます。少なくとも、新しい生活が始まるときのお部屋探しの物件写真は、スカッと青空がバックの写真をお届けしたいなぁと思っております。少しずつ売買物件のご紹介も頂くようになって来ましたので、ちょくちょく売買のページも覗いていただければ光栄です。売買の担当も2人になりましたので、以前よりはきちんとお客様の要望の物件お探しできると思いますので、お声をお掛け下さい。
とっても素敵な売買物件出ておりますので。。。。(賃貸でも募集中です)
ちなみに、販売価格は1,890万円です。
動画はこちらです
家庭。。
帯広にUターンしてきて、前日の4月30日で丸3年になりました。いつも不安で、不安だからアパートの取り扱いを広げる営業をする、お客さんのご依頼があれば、何だかわからないんだけれども頑張っちゃう。。。そんな繰り返しで、3年間の歳月が過ぎていたという感じでしょうか。気がつけば仕事中心の生活で、家族と何かした記憶もなく、365日のうちきっと300日くらいは、疲れ果てて会社の事務所で転がっており、朝出勤してきたスタッフに起こされるなんていう、めちゃくちゃな感じで業務遂行っていう感じでした。4歳の長男も、私の家は会社だと思っているようで、家にいると『お父さん、いつ帰るの?』なんていうノリになってしまい、何とも家族サービスなんてありえない感じでしょうか。1歳になった2人目の子供は、お風呂に入れた記憶もなく、最近はちょっとまずいなぁと思い始めております。。(妻には頭が上がりませんが。。。)。すべてにおいて余裕がなく、働くことが精神的に一番安定していたからかも知れません。決していいことではないと思います。。何だか反省文みたいな感じになってしまいましたが、4年目は規則正しい生活を念頭に、ちょっと家族との時間も多くしたいなぁという思っております。
新しい仲間
今日からスタッフが1名加わりました。48歳の精鋭(?)です。8名体制のの会社になりました。小さな組織ですが少しずつお役に立ちながら、帯広の街が盛り上がっていけばいいなぁという心境です。今期は、損益が合う限りギリギリまでスタッフを増やしていきたいなぁと思っております(会社にお金を残そうなどという考えはなく、得たものは帯広の街に可能な限り還元して行きたいと思っております)。今年は、15人くらいの会社になればいいなぁとおぼろげながら思ったりもしております。無理かぁ???さて、今回、仲間に加わったスタッフ、実は当社の大家さんでもあります。市内に2棟のアパートを所有されており、賃貸経営の傍ら コンピュータシステムの仕事を1人でやっている方です。コンピューターのスキルがある方で、以前はコンピュータ会社の社長さんでした。諸事情があって、帯広におりますが、とってもスキルのある方です。結果的に、いろいろお話をする中で、夢が一致して、一緒に働こうと僕からお願いしました。。。。本音のところ、経営的には少々きつめの運営ですが、スタッフの能力を信じて突き進んで行きたいと思っております。
突然のお電話
『池原さん~。。。わかりますか?』という電話。『・・・・・・』。誰だろう?このおばさん????。そう、4年前に、娘さんにお部屋探しをして縁を持たせて頂いたお客様のお母さんからでした。当時、娘さん結婚されるということで新居の部屋探しで、2LDK・3万円・車2台つきという大変厳しい条件だった記憶があります。実際にはそんな物件は非常に少なく、結果知った大家さんに頼み込んで、条件を合わせて頂いた思い出のあるお客さんでもありました(北見での話ですが。。。)。こちら帯広に来てからは、ご無沙汰しておりました。話は、自分のご自宅を売却して、新しい家を購入されるので、相談に載ってほしいということでした。どうやら、急いでいる様子だったので、午後から北見へ向かいました。着いて、色々お話を聞くと、子供も成人して、今の大きい家は必要ないので、こじんまりした家に住み替えたいということでした(今住んでいるのは比較的新しい、6LDKの大きな物件でした)。もうすでに、購入する物件はきまっており、今の自分の家を売却するので査定してほしいということと売却の仲介をしてほしいというご依頼でした。さらに、物件を買うにあたって、今の物件を売ったお金で新しい家を購入したいということでした。新しく購入される家は、程度がよく何人か検討中の方がいるので早く申し込みをして買いたいという希望でしたが、今の家が売れないとお金ができないということで、申し込みできないので早く売ってほしいという内容でした。考えた末、もしすぐに売れない場合も想定して、いったん金融機関から借り入れをして物件を購入し、それから売却になったら残債を支払えばどうだろうかという提案をしました。もし、売れない間に、自分がほしい物件が購入できなくなったら、、、ということを考えてのご提案でした。売れるまでの間は、金融機関さんにローンをお支払いしていくということになりますが、そのほうが安全のような感じがしました。その間の支払いをできる限り少なくするため、できる限り長期の支払いにした方がよいというアドバイスをして帰ってきました。話の内容はともかく、何か人生のイベントのときに、ご相談を頂くのってうれしい感じがします。大した器でもない、自分にご相談いただけるなんて、ありがたくも感じます。人生の間に何度もない自宅の購入・売却。責任の重さも感じつつ、力になりたいなぁと思っております。
意外な別れ
お世話になった信金の支店長さんが、転勤のご挨拶に見えられました。『え。。。この前帯広に赴任になったばかりじゃなかったっけ?!』当社にとっては、数少ない色々ご相談できる方だったので大変寂しいというか残念というか複雑な感じです。自分がお世話になった人との別れは、その方の心の大きさを感じる瞬間でもあります。支店長は、帯広を2年足らずで転勤ということなので、大変短い期間のお付き合いでしたが、僕たちの創業時期と重なり、それはそれはお世話になったことに対しては感謝しつくしてもしつくせないくらいの気持ちがしております。この支店長との縁は、当社で管理していた物件が、この信金の差し押さえになってしまったところから始まります。それから、売買物件の融資付けもご尽力頂いたり、仕事の面では大変お世話になってたってことでした。そんな支店長が、融資をつけてくれた自社ビル。リフォームも終わり、いよいよ4月1日からの稼動を目前に、転勤とは。。。。こんなことって、あるのか。。。転勤を前に大きな置き土産を頂いた感じがします。新しく赴任される北見の支店でもご活躍を期待しているところであります。
退去。。。
この移動シーズンは、お部屋探しが一番集中する季節でもありますが、同時に退去する方が集中する季節でもあります。僕達の仕事の中で退去のときの立会いという業務があります。退去後のお部屋のチェックです。何事もなければいいのですが、破損・損耗がひどい部屋の立会いの場合、その負担を大家さんで持つか入居されていたお客様でもつか、その負担割合をこちらで決めるのは、いささか気の遣うところであります。退去時にもめることのないように、貸し手側も借り手側もトラブルのない形がないものか模索中です。退去時の定額清算(破損・損耗の程度に関係なく定額の支払いで退去していく方式)なんかがいいかなぁなどとも思っております。いずれにしても、借り手が有利な賃貸市場において、入居されるお客様に指示される形が望まれるんだろうなぁという感じがしております。気持ちよく退去して、次の新天地に向かっていただけるようなシステムを考え中です。。。。