北陸エリアの仲間

週末、福井の店舗でした。新店舗になって、2か月が経ち事務所も、正常に機能するようになりました。

2年前に、ハウスドゥの加盟セミナーで、お話したことがあって、その時に参加されて、その後富山でハウスドゥを開業した方がおります。

その社長さんから、福井の店舗見学に来たいというと電話があり、お会いしておりました。

その社長の店舗は、開業して1年。まだ、黒字ベースになっていない状況ということで、いろいろ相談をきいておりました。福井の立ちげの話を聞いて、参考にしたいということでした。

われわれの福井店。3年経ちましたが、立ち上げ間もないという意味では、状況が似ている感じでしょうか。。ただ、この店舗、結構、壮絶です。創業者(今福井店のリーダーですが)創業から2年で7,000万円資金出しております。で、これ以上はもう経営できないと相談を受け、我々が経営を継承しました。継承後、我々も同様に次年度は赤字経営を経験します。結果、帯広から2,000万円ほどのお金が福井の店舗に流れておりました。何とかしようという思いで、いろいろなスタッフを帯広から行かせておりました。併せて、店舗の立地をもっといいところに持っていこうと判断し、今年3月、新築の建屋で1億円投資、創業から計1億9,000万円の資金が、この小さな福井の店舗に流れておりました。突っ込んで突っ込んで、足掛け3年、ようやく単月での黒字化になってきました。油断はできないのですが、これから、投資した分を回収するステージにのせたいという感じです。現場のスタッフ、朝早く出勤し、夜は10時過ぎまで会社におり、ほぼ無休でしょうか。労基は完全アウトです(決して私が無休を強要しているのではないのですが。。)。スタッフも大きな投資が、自分たちの店舗に入っているプレッシャーがあるのと、始めた事業を何とかして花咲かせたいという夢があるんだろうと思います。

で、私の方は、この店舗の経営に乗っかったのはいいとして、黒字になることがあるのだろうか。。昨年までは、そんな気持ちで、引くに引けない追い込まれた気持ちで、仕事しておりました。

そんな経験を直近でしているので、今日、見えられた富山の社長さんの気持ちは、よく理解できます。

そんな状況だったんですが、今年の3月、頑張っているスタッフたちに、思わぬチャンスが訪れます。福井店のリーダーが、地元の地主さんから7棟のアパートの売却を依頼されます。これで潮目が変わりました。その商いのあとは、順調な数字で推移しております。

きっかけやチャンスは、違った形でやってくるものだと思います。

そんな、物語を富山の社長にお話しました。参考になったのかどうかはわかりませんが、帰り際に、

〝社長、本当にやる気になりました。ありがとうございました〟

という言葉をいただき富山に帰って行かれました。

事業の飛躍、心よりお祈りいたしております。同じフランチャイズ、同じ北陸エリアの仲間なので、本当に成功していただきたく願っております。

来月は、うちの福井のスタッフが、勉強させてもらいにお伺いいたします!

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