昨日、母親から”父さん倒れたので上士幌来れるかい?”という電話がありました。
私の父は、今年で86歳になり、ここ2、3年前くらいから急に認知症が進み、最近は私の名前も言えなくなっておりました。耳も遠いので、人との会話もめっきり減り、人と交わることは家族以外はなく、家にいることがほとんどの状態となっておりました。
強かった父の面影。。ありません。。年老いるとはこういうことでしょうか。
私の住んでいる帯広から、実家までは車で40分くらいなんですが、弱くなった父を見るのがいやで、最近は足が遠のいておりました(決して親が嫌いとか仲が悪いということではないのですが。。。)。
流石に今回は、倒れたということなので、仕事を早く切り上げて、上士幌の実家に向かいました。
看護婦さんが来てくれて応急処置をした後でした。。
今まで父の介護は、母が見ておりました。
“ノブタカ、ちょっと手伝いなさい。。”
振り返ると、父のおしめを取り換えている母の姿がありました。”母さんも限界に近いよ”ポツリ。。
86歳の介護を76歳の年寄りがする現実に、息子として申し訳ない気持ちになり、私の2つ上の姉に”姉ちゃん、父さんどこか施設に預けた方がいいなぁ”と相談しておりました。
今まで、元気な母?がいたので、介護のことなど全く考えたこともなかったのですが、今回ばかりは、やばいなぁという感じでしょうか。
明日、姉と母と父の施設のことなど相談してみようと思っております。今更ですが、息子らしいことをしてみたく、また、介護という世界も学んでみたく思っております。。