創業間もない頃に、お部屋を借りて頂いた美容師さんのお客様が、今年の春に自分のお店を持たれました。彼女から紹介されたお部屋探しのお客様は、かなりの数になります。どこかで恩返ししたいなぁと常々思っておりました。先日、携帯に〝お店が大変なことになっているので、とにかく来てください〟という電話が入りました。ちょっと、私もこの時ばかりと気合が入りました。芽室の建築屋さんに行く途中でしたが、先方さんに電話を入れ、札内の彼女の店に直行しました。〝大変なことって何だろう?〟と、あれこれ車の中で考えながら、とにかくアクセル全開です(警察に捕まりませんようにと後ろのミラーと前方に注意を払いながらでしたが。。。ははは。。。)。お店について、店の横にある階段の補修工事のペンキ屋さんが、どうやら美容室のお客様に迷惑を掛けている様子がわかりました。美容室は、満席で1人でやっている彼女が手に負えない様子もわかりました。彼女には、〝あと全部こっちで対応するから、お店の方頑張って〟て、お声がけをして、対応となりました。〝帯広ドットコムです。どうなされましたか?〟って感じで、もめている当事者の間に。。。。状況がわかったので、ペンキ屋さんの社長さんに連絡をし、お客様の車のディラーさんにお客様と一緒に車をお届けして、ご立腹のお客様のお話を聞きながら、ペンキ屋さんの保険対応の依頼をお願いして、お客様も納得され?対応が終わりました。あとは、保険屋さんがきちんと対応してくれればなぁという感じです。
人の営みの中で、トラブルは絶えません。仲裁に入る人間の対応次第で、小さな問題も大きくなったり、その逆になったり、状況は変わってきます。まだまだ、一流とはいえませんが、お客様からお困りのお電話をいただけたことが、仕事身寄りにつきます。今年4月に開業されるとき、不安げな彼女の表情がうそのように、満席のお店で忙しくされている様子を見て、33歳の小柄な彼女が大きく見えました。彼女のお店です。