地上げ代行人

不動産地上げ案件。帯広市内600坪以上!

“帯広市内、駅近くで600坪以上の土地を見つけてほしい。”そんな依頼を銀行さんから受け、半年が経ちました。

なかなか難しいオファです。不動産業を生業にしている自分たちの実力が試される依頼というと耳障りがよく聞こえるでしょうか。

韓国帰りの私にとっては、この展開、韓流ドラマ“模範タクシー”を彷彿してしまいます。このドラマ、無理難題の復讐の依頼を受けて、依頼者の希望に応えていくイケメンタクシードライバーが活躍するというドラマです。面白いです笑。1話~32話。短編で、32個の依頼をドラマにしています(abemaで放映されています)。

復讐代行人~模範タクシー~ (韓流・華流) | 無料動画・見逃し配信 ...

話もジャンルも全然違うのですが、自分たちをこのドラマの復讐請負人に重ね、無理難題の不動産探しの依頼に応えていく役を演じることができれば、格好いいなぁと鼓舞しながら、物件の地上げ遂行しておりました。

帯広の駅近郊で、すでに更地になっているところ、もしくは、古い建物があって解体してもらえそうなところに当たりをつけて、所有者に交渉していきます。

そんな地道な作業を見つけるまでしていくのが、俗にいう『地上げ』です。地上げという響き。いいイメージじゃないのは私?だけでしょうか。。この不動産業に入る前は、強面のおじさま方が、地主さんを脅したり賺したりして、土地を買い上げていくというイメージがありました。実際はそのようなことではありませんでした。

その地上げ作業、少し実が結びそうな段階に突入しております。

数人で所有されている不動産ですが、売る金額の条件が合えば、検討してもいいというところまで漕ぎつきました。買主側も、この場所ならOKという返事です。

売ってもらえる場所を見つけ、双方、土俵に乗った感じでしょうか。

がっぷりヨツ。

左四つ/Hidariyotsu by temple -- Fur Affinity [dot] net

依頼者の希望金額、不動産を所有されている方の希望価格。折り合いの付くように価格交渉をするのが、最後、私に課せられた仕事ということになります。

このドラマが、どのように完結されるのか。今のところ、私にもわかりません。

次回、最終回にて綴ります。

最終回予告はこんなタイトルになります。

『1億円の開きを埋めれるか?ハウスドゥ営業マンが放ったキラートークに地主が動くのか!?乞うご期待!!』

1億円近く開きをどうやって埋めるのか、無理難題なのですが、最高のドラマになるように、発する言葉に磨きをかけて、来週、交渉に行って参ります。ガンバリマス(笑)。

ちょっと、おちゃらけですが、こんな不動産業者が主役を演じるドラマができないものでしょうか。地元出身の映画監督、熊切和嘉監督。ご検討の程よろしくお願いします。

追伸)↑ドットコムプロダクションは存在しません笑。他は、実在する人物です。

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