昨日、中国は青島(チンタオ)市から、8名の方が見えられ、購入検討の物件案内をしておりました。英語はOK.日本語はNGです。ちなみに、私は、どっちもダメです。中国人側についているエージェントさんが、流ちょうな日本語を話されるので、問題なく商談できました。。。
中国で会社を経営される皆さんになります。今回は、5人の社長さん、そしてその関係者という構成です。ファンドを組んで(お金を出し合って)、こちらの物件購入を計画しております。
検討されているのは、ゴルフ場になります。私もプレーしたことがありますが、きれいなゴルフ場です。本日、ゴルフをして頂きながら、物件を見て頂きました。
ゴルフ場の経営状況をみて、判断されるようです。
中国企業経営者が、日本を含め海外の不動産を購入されるのは、いくつかの理由があるのも知りました。
現在、中国国内において、まとまった現金の引き出しがしにくくなっているようです。驚いたのですが、今回の日本出張に際して100万円程度のお金を引き出そうとしたら、3日後にようやく引き出せたという話を彼らから聞きました。仮に、日本の銀行でこのようなことがあれば、実質上の銀行経営が破綻している?と思われるし、大きな問題になるんだろうと思います。
そういえば、最近の中国大手不動産会が破綻しました。資金提供している銀行さん。その破綻での貸し倒れになっているだろうから、預金者がお金を下そうとしたときに、何かと理由を付けて、下せないようにするのも分かるような気がします。本当に、銀行にお金がないんだろうと推測されます。
中国政府が、市場の混乱を防ぐために、何かしらの手を打つのでしょうか。。。
いずれにせよ預けたお金がなかなか引き出せないとなると、中国の会社経営者が、会社の余剰資金をいつ破綻するかわからない中国国内の銀行に置いておくよりは、海外に置いておいた方が安心と考えるの当然でしょうか。
そんな流れでの購入検討だったということがわかり、妙に納得しております。
今回の案件はうまくまとまれば何よりです。うまくいかなくても、自己資金で大きなものを買いたいという方々とご縁を頂いたので、有意義な時間でした。
二の矢、三の矢を用意して、こちらのビジネスも拡げて行ければと思っております。同様な中国人経営者がいるようなので、得意な分野の不動産物件を用意して、販売していきたく思っております。
ご縁を頂いたオガワ社長ありがとうございました。
帯広帰ります。ホッ。。。