最近ニュースになった話題です。アパートのプロパンガスの料金が、一般家庭より割高になっているカラクリが問題視されました。
帯広市内のアパートも、多かれ少なかれ同様な仕組みが存在します。ガス業者さん、不動産業者、アパートオーナーの3者間が絡む仕組みです。
アパートに敷設している、エアコンや給湯器、暖房器具、ガスコンロなどをガス業者さんが無償でアパートオーナーに提供する見返りとして、そのガス会社のガスをアパートに供給させてくれという話です。不動産会社は、アパートオーナーをガス会社に紹介した時に、ガス屋さんから紹介料を頂きます。
結局、ガス会社さんが提供した敷設機材、不動産会社に支払った紹介料などの費用を、入居者が支払うガス料金に薄く上乗せされている仕組みです。
見方を変えると、入居者が本来払わなくて良いものを負担させられているという不合理な消費者不利な仕組みとも言えます。
我々不動産業者も紹介料を頂く形で加担している当事者っていうことになるので、注視して、このニュース見ておりました。、
この度、通産省からの規制がかかり、改善されます。
ただ、アパートオーナーが負担して付けた設備は、結局、ガス代に添加されるのではなく、家賃に添加されていくんだろうから、根本的な解決策にならないのではと思うのは私だけでしょうか。。。