2010年3月31日のブログ、読み返しております。こんな内容です。
そう、5年半前に入社した、新卒の女性スタッフ。悲しいかな、明後日付けで退職します。人生を共にする方が遠方にいるため、彼のそばでということで、円満退社になります。
経理部門で誰よりも遅い時間まで仕事をしてくれた彼女。〝ありがとう〟。。。感謝の気持ちしかありません。
と格好よくつづってしまいましたが、本音は有能なスタッフが去っていく切ない気持ちも半分くらいはあるでしょうか。。〝あの経理の席は、彼女が守ってくれる〟と日々慣れ親しんだ状況に当たり前と錯覚していた自分の未熟さも感じております。
営業スタッフが帰った後も、誰もいない奥の部屋で、深夜まで黙々と仕事をしてくれた彼女。本当に支えてもらいました。
華やかな営業の裏側で、他のスタッフが知りえない経営の苦労を、わたしと同じ思いで乗り越えてきた数少ないスタッフです。
今日は、スタッフ全員で送別会を行う予定です。新しい希望に向かう彼女に、涙ではなく、最高の笑顔と、少額ですがスタッフの門出が来たときに渡そうと思って積み立ててきた退職金をお渡しして、良き社長を演じたいと思っております。